興南ヒヤミカチ応援節
夏の甲子園で沖縄で初の優勝を果たした興南高校は、日本高校選抜メンバーに5人が選ばれて渡米した。アメリカ高校選抜と対戦し2勝1敗と勝ち越した。その中で、興南勢は活躍したという。たくましい!。「わたしは虎だから、羽を付けてくれ、波路太平洋を飛び渡るよ」という、ヒヤミカチ節の歌詞そのまま当てはまる。
ついでに、わがブログにいまなお、ヒヤミカチ節のアクセスが絶えない。元唄しかアップしていなかったのでこの際、「興南高校ヒヤミカチ応援歌」の歌詞を紹介したい。
1、常夏の沖縄 野球の島沖縄 沖縄興南野球児 南風おこせ旋風おこせ
※ヒヤ・ヒヤ・ヒヤヒヤヒヤ ひやみかちうきり ヒヤミカチ興南
2、心を一つに合わせ 魂・知・和の心 我らが興南野球 今だ!見せろ! ここに響け!
※ハヤシ同じ
3、七転び八起き ヒヤミカチ起きて ピンチをしのぎチャンスを呼べ 今が勝負今が勝負
※ハヤシ同じ
4、守り抜いてチャンス ヒヤミカチ起きて 今が勝負しかけてみよう 一球一打一球一打
※ハヤシ同じ、ハヤシ繰り返す
2番の歌詞にある「魂・知・和の心」(こんちわのこころ)とあるのは、興南高校野球部のモットーである。「魂(ファイト)をもって、知(知識)を生かして、和合して(団結)」という意味らしい。この応援歌は、高校の名前だけ変えれば、沖縄のどこの高校でも使えるので、使ってほしいとのことだ。
沖縄民謡は、もう替え歌で成り立っているといっても過言ではない。替え歌の方が有名になり、元歌が忘れられるということも珍しくない。だから、ヒヤミカチ節を作詞した、平良新助さんも、こんな風に高校野球の応援歌として元気づけていることをきっと喜んでいるだろう。ただ、親の世代は民謡のヒヤミカチ節をよく知っているが、当の高校生たちは、民謡にそんなに親しんではいない。従来の「ハイサイおじさん」が演奏されないと寂しいという。でも、これから「ヒヤミカチ節」が甲子園の定番応援歌になれば、きっと高校生たちにも親しまれ、愛される応援歌となるだろう。
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コメント
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興南OBの方が、CDが在庫を尽きちゃったんで、うれしい悲鳴をあげていましたよ。うちの携帯、古いからダウンロードできなかった。無料配信になってたから、しておきたかったな~。
投稿: いくぼー | 2010年9月 9日 (木) 04時48分
すごい人気ですね。それにしても、ヒヤミカチ節毎日、弾いているけど、なかなか弾きこなせなーい。 興南ヒヤミカチ応援歌は、三線も上手いですね。うらやましー。
投稿: レキオアキアキ | 2010年9月 9日 (木) 07時49分