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2010年9月11日 (土)

9000発の未使用弾が見つかった

 米軍から返還になった北中城村の泡瀬ゴルフ場跡から、戦時中の米軍のものと見られる未使用弾が約8940個も見つかった。最大90センチの砲弾はじめ、小火器弾、信号弾、火薬、薬きょうなど。旧日本軍の機雷以外は米軍のものだという。

 なぜこんなにゴルフ場跡にあるのか。戦後、米軍が占領し、1946年ごろにゴルフ場を造るのに、ブルドーザーで弾薬を埋めていたという目撃証言がある。先日も、糸満市でも2100個余りの未使用弾が見つかったばかりだ。これは、不発弾とは違う。未使用弾だ。それなら、米軍が安全に処理すべきものなのに、ブルドーザーで埋め込むとは、無責任きわまりない。しかも、造ったのはゴルフ場である。「弾薬庫」のような、土地の上で米軍人はじめ家族、沖縄の人も含めて、長年ゴルフをしてきたことになる。

 泡瀬ゴルフ場は、返還になると言っても、泡瀬の3・6倍もある広大な新ゴルフ場を造ってやったのだ。もう要らないから返すというだけ。返すなら、こんな弾薬や汚染などないように、安全に処理して返すのがスジだろう。ところが、なにもしない。日米地位協定では、アメリカが基地を返還する際に、原状回復と補償の義務は負わないという。しかも、弾薬を埋めたことなど、情報もなんら通知もしない。なめられたものである。

 ゴルフ場跡を、安全に使えるように整備する労力、費用はすべて日本の負担になるなんて、身勝手すぎるではないか。いったい、この郷土にまだどれほどの不発弾や未使用弾が埋まっていることだろうか。

 また、所在不明の高齢者問題で、100歳以上で戸籍上は「生存」し、現在所在が分からない人が、沖縄は1万718人いて、全国3番目に多いという。これも、沖縄戦で戸籍原簿が焼失して、戦後、戸籍を復元するさい、家族の生死がわからないまま戸籍に載せた人や海外に移民した人もいる。死亡届も出せないでいる例がかなりあるのだろう。沖縄は、親、お年寄りをとても大切にする。だから、戸籍と住民票があって、行方が分からないというような、問題ではない。今回の高齢者問題でも、沖縄戦が影を落としている。

 沖縄の戦後は、またまだ終わらない。そんな思いを強くする。 

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