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2010年9月14日 (火)

嘉手納には大蛇伝説があった

 青年ふるさとエイサー祭りで、嘉手納の白龍のことを書いた。そのあと、嘉手納の大蛇伝説を知った。嘉手納基地に面した字屋良の近くに池があり、底なしの深さと言われた。「屋良漏池」(やらむるち)と呼ばれる池だ。そこに昔、恐ろしいジャーが住んでいたという。

 ジャーは、大蛇とも龍とも大鰻ともいわれる。池の南側は今、米軍嘉手納飛行場になっている。ジャーは、家畜を襲っていた。そこで通り道に灰をまき、這うことができなくなったジャーを村人は殺して食べたそうだ。すると、7か月も日照りが続き、さらに7カ月も雨が降り続いた。この災いをジャーの怒りとみて、いけにえに辰年生まれと金持ちの娘を差し出そうとしたが、断られた。そこに、首里から来て住む父、娘がいた。娘は「私がいけにえになれば目の見えないお父さんも一生食べていける」と名乗り出た。

 ジャーは、娘を一飲みにしようとした瞬間、雷が鳴り、稲光が下ってジャーを打った。娘はジャーを退治したと褒美をもらった。それから干ばつになると、屋良村の老女たちは、7個の卵を池に投げ入れ、雨乞いの儀式をするようになったという。現在、米軍がこの池を半分埋め立て、池の岸には娘を偲ぶかのように神を祀る石の香炉があるという。(ネット「沖縄人、沖縄の民話」から紹介)

 嘉手納基地の騒音は、ステルス性能をもつF22がしょっちゅう飛来し、各地からも訓練に来るなど、騒音はひどくなるばかりだ。この池に、龍か大蛇が住んでいれば、きっと怒り狂うだろう。

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   嘉手納町連合青年会の白龍(青年ふるさとエイサー祭り)

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「道の駅かでな」の龍の像。嘉手納基地の方向をにらんでいる

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コメント

なぜたまご7つなんでしょうね。それに伝説ではジャーは龍というより大蛇みたいな感じで伝えられている感じ。白龍というのも、なんで色が白になったんでしょう。ま、伝説というのは語り継がれるうちに尾ひれがついたりしますからね。道の駅「かでな」の龍の写真、保存してありますよ。「嘉手納町の産業まつり」で撮ったんです。せっかくだから掲載したらいいのに。そしたら、いかに嘉手納町は龍のいわれを大事にしてるかわかるんじゃないですか。

 ジャーは卵が好きだったんですかね? ただ卵は、命の固まりのようなもので、昔の村人にとってはとても貴重なものだから、人間の生け贄の代わりに、一つでは少ないので7つ投げ入れたのでしょうか。「道の駅かでな」があるあたりは、屋良地区になるので、その伝説からあそこに、龍の像を建てたのでしょう。あの像は、南向きだから、面白いことに嘉手納基地をにらむ恰好ですね。まあ、関係ないでしょうが。

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