琉球と中国の長い交流の物語(下)、その8
中国皇帝から国王として認められる冊封は、国家的な祝い事である。国を挙げて歓迎した。でも、小さな島国にとって、500人前後もの賓客が半年も滞在するので、その接待にも大変な苦労があったという。冊封使の一行は、中国の物産もたくさん積み込んできた。それを琉球王府は一括して買い取った。官営の貿易である。そこでトラブルが起きることがあった。その8は、そんな内容である。
首里城での冊封儀式の再現。国王は3回跪き、9回頭を地面にこすりつける
« 琉球と中国の長い交流の物語(下)、その7 | トップページ | カヌチャリゾートの憂い »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント