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2010年10月 8日 (金)

嘉手納基地が普天間にくる?

 米海兵隊の基地である普天間飛行場に、米空軍嘉手納基地のF15戦闘機などが飛来し、騒音がひどくなっている。5日には、123.6デシベルと過去5年間で最悪を記録した。この騒音は、航空機のエンジンのそばにいる状態に近く、人間の聴覚の限界に迫る音量だという。100デジベル以上の騒音は、5日までに27回に及ぶ。これは、人間が耐えられる限界を超えている。

 普天間は海兵隊だから、ヘリコプターや輸送機は飛ぶ。その騒音がひどくて住民は爆音訴訟を起こしている。裁判でも世界一危険な基地と認められたばかりだ。でも本来、戦闘機はない。それが、嘉手納基地の2本ある滑走路を補修するため、緊急時には普天間飛行場とさらに那覇空港も使うという。米軍は「ダイバート」、目的地変更と呼んでいる。10月から始まり、1年半も使うという。米軍の勝手な理由だ。最近では、ヘリコプターと重なり合うように戦闘機が飛ぶという。異常きわまりない。

  5日は、F15の2機編隊で、地面すれすれまで降下し、着陸せずに飛び去る訓練を繰り返したという。これは「緊急時にダイバートがなされる」という米軍の説明とはまるで異なる。普天間は、嘉手納基地よりも狭い。周辺に公共施設から住宅が密集しており、戦闘機による騒音は、嘉手納基地以上にひどいという。ヘリだけでなく、戦闘機の墜落などの危険もある。

 普天間基地の返還をめぐって、嘉手納基地に統合するという案が出たことがあった。でも、嘉手納の戦闘機が普天間に来るのでは、嘉手納基地を普天間基地に持ってきているようなもの。とんでもない。もしかして、普天間の県内移転を早く認めないから、普天間に戦闘機をもってきたのか。こんなブラック・ジョークなのかと勘ぐりたくなる。

 危険な普天間は一日も早く閉鎖してほしいと、住民、県民は願っている。それが、嘉手納の戦闘機の訓練にまで使われるとは、何事か。普天間の早期閉鎖、返還の願いにも逆行する。宜野湾市の伊波洋一市長は、今回の飛行が「嘉手納所属機による普天間飛行場使用の常態化につながり容認できない」と語っている。その通りだ。

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コメント

123・5デシベルって、琉球新報の社説では「騒音ではなく爆音だ」と言っていますね。騒音っていったら、ピアノの練習の音がうるさいとか、隣家の室内犬の吠え声がうるさいとか、もう少し言うと、近隣の車の走行の音がうるさいとか、そんな感じです。普天間の戦闘機の音はもはや「騒音」とはいわずに「爆音」ですね。嘉手納から戦闘機がダイバートで1年半も来ていたら、それが結局既成事実化して一時が万時になるんじゃないですか。そんで結局、「辺野古がだめなら普天間は固定化」「その上に嘉手納の戦闘機も使う」とサイアクの結果になるんじゃないですか。ワジワジー。

 確かに騒音のレベルではないですね。那覇市の上空を戦闘機が飛ぶのさえ、もうたまらないのに、基地周辺では、こんな爆音にさらされては、人間や動物の体にも異常をきたすのではないですか。そういえば、「かでな道の駅」で、トラックと旅客機と戦闘機のそれぞれの音量を体験できるようになっているけれど、戦闘機はホントに「暴音」ですね。

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