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2010年10月 6日 (水)

中学生監督の映画「やぎの冒険」

 沖縄の中学生が監督した映画が評判である。「やぎの冒険」。いま県内で上演中だ。中学生は、仲村颯吾(なかむらりゅうご)君という。映画は、那覇市の少年が北部のヤンバルに休みで出かけ、そこでヤギを食べる習慣に出合いショックを受けるが、やがて人間はすべて動植物の命をいただいて生きていることを知る、というストーリーである。

   065 映画を上映しているホール

 中学生で頑張っているから、カンパのつもりで出かけたが、とても素人の、中学のレベルではない。沖縄の日常の風景とそこに生きる人々が、実に巧みに映し出されている。ヤギを食べる習慣についても、やはりヤンバルの少年が、ヤギに愛情をもって飼い育てることと、そのヤギを美味しくいただくこととは矛盾しない。人間と自然と動物たちが、共生しながら生きてきたことがよくわかる。

 よく日本はイルカ漁をすることが外国から非難される。和歌山の太子町のイルカ漁を告発した映画が話題になったが、イルカ漁は沖縄でも名護で盛んだ。これも、ヤギを食べることと同様、一つの食文化である。映画では、少年たちがエビを食べながら、ヤギを食べることを嫌悪する少年に「そんなら、トンカツも、ステーキも、沖縄そばも、タコライスも、全部食べんば(食べるなよ)!」と叱るシーンがある。羊や牛、豚は食べてヤギはなぜ食べていけないのか、マグロ、カツオ、イカは食べてイルカはなぜ食べていけないのか。クジラやイルカだけを特定の価値観から食べることを非難するのは、とても偏狭な立場ではないだろうか。地球上のそれぞれの国、地域にはそれぞれの食文化がある。民俗がある。それを大切にすることが共生の上では大事であると思う。

 映画でも、飼っていたヤギが、家の新築祝いなどで、ヤギ汁に料理して、村の人々にふるまわれる。おばあ、おじいたちが、実に美味しそうに食べる。家の新築祝いには、ヤギは欠かせない。なぜか、「やぎの冒険」の映画を、とてもおばあ、おばさんが見に来ていた。不思議だ。

 とりとめがなくなった。まあそんなことを考えさえられた。でもでも、映画を見たからと言って、いまだにヤギ汁は食べたことがない。ヤギの刺身は一度、食べたがなぜか固かった。

 

 

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