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2010年10月14日 (木)

これって、貧困ビジネス?

 テレビやラジオで毎日、「借金でお悩み方 無料で相談に応じます」「払い過ぎている場合、取り戻せる場合があります」と、朝から晩まで、CМが流される。「○○法律事務所」「△△司法書士事務所」「◇◇弁護士事務所」と、宣伝するが、ほとんど県外の事務所ばかりだ。

 なぜこんなCМが多いのか。沖縄は全国的にみても、サラ金被害者、多重債務者など多いという。県民の所得平均が全国でも最低だ。失業率は全国平均の2倍近くもある。借金で苦しむ人が多い背景には、貧困がある。

 サラ金は、利息制限法上回る金利で借りている人が多い。たいてい、払い過ぎているので、請求して取り返すことができると聞く。沖縄では、以前から「沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会」が活動している。でも、CМを流している法律事務所、司法書士らは、無料で相談にのるというが、ボランティアでやっているのではない。洪水のようなCМを見ていると、CМ費用は莫大な額にのぼるだろう。CМ費用は彼らにとって、投資にあたるだ。無料で相談にのっても、過払い金請求によって、払い過ぎた利息を取り戻せば、報酬が大きいということだろう。

 気になるのは、被害者と相談にのった事務所との間で、しばしばトラブルが起きていることだ。「弁護士が直接、相談にのってくれない」「費用の説明がなかった」「成功報酬が4ー6割もとられて」「高額の着手金を支払ったのに、なかなか着手してくれない」「過払い金の請求が満額でなく、半額とかで勝手に和解された」「取り戻した返金額がごまかされた」などなど。

 いま、過払い金の請求は、割合簡単にできて、取り戻した場合の報酬も大きいことから、法律事務所などにとって、よいビジネスになっていると聞く。でも、相談した人は、生活が苦しくてサラ金に手を出さざるを得なかった人が多い。相談にのって取り戻すことは、いいけれど、それに悪乗りして荒稼ぎをするのでは、結局は「貧困ビジネス」である。民放側にとっても、広告が少ない中で、これらの大量のCМはよいお得意さんになっている。

 CМを聞くたびに「これでよいのだろうか」と疑問を感ぜざるを得ない。

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コメント

これでよくない!よくない!絶対「人の弱み」に目を付けて入り込んできてるビジネスです!過払い金があるなら、少しでも返してほしいのは当然。そこに付け行って高額な報酬や不当な報酬で商売するのはけしからん。と、いつも思っている。とくにrbcは朝の「シャキっとi」から「ホットスマイル」、「ミュージックシャワー」、「スポーツフォーカル」と、ほとんど朝から夕方までの主な番組でパーソナリティーみずからが宣伝したり、弁護士と電話をつないで番組に登場させたりして、露出の仕方が露骨っていうか、やりすぎです。私が番組モニターなら、文句書いて提出してやるのに~!ワジトンド~!

 人の弱みに付け込んで儲けの種にするのは、なんかハイエナ的ですね。それも、「相談は無料」だと強調して、ボランティアで相談にのっているかのような印象を与えるのがいやらしいですね。民放側もCМ収入が入ればよいという感じで、ムカつきますね。

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