無料ブログはココログ

« 沖縄の子守唄の不思議・総集編、その4 | トップページ | 首里の儀保周辺を散歩する »

2010年11月 8日 (月)

和の力で日本一になったロッテ

 ミラクルロッテが、ついに日本シリーズを制し、5年ぶりに日本一に輝いた。ロッテのキャンプ地、石垣島では、キャンプで選手が使う屋内練習場に200人を超える市民、ファンが詰めかけ、熱烈応援した。優勝の瞬間にはくす玉が割れ、指笛が鳴り響いたそうだ。

 ペナントレース3位からパリーグで勝利し、「ミラクル」と言われたが、さすがに中日が相手。中日は投手力では12球団随一とあって、下馬評は中日有利だったから、その分余計にロッテファンの喜びは大きい。琉球放送のスポーツ番組では、事前に「4対1で中日優勝」などと圧勝の予想を流していたので、DJもディレクターも「ロッテは強かった」と反省しきりだった。

 ロッテの石垣島でのキャンプは今春3年目だった。2007年には石垣出身の大嶺祐太君がロッテに入団し、まだ勝ち星は少ないが、一軍の先発に名を連ね、ことしから弟も入団した。さらに来年は、宮古島出身の伊志嶺翔太外野手が入団する。彼は、強肩強打俊足の三拍子そろった即戦力なので、活躍が期待される。ロッテに、県出身の三選手がいることになり、石垣のロッテ応援はさらに熱くなりそうだ。ファンは、ロッテが石垣にキャンプにきて日本一になったことを大喜びし、来春は優勝旗が石垣に来ると胸を膨らませている。

 石垣だけでなく、本島でもロッテファンは増えている。西村監督は人間として人柄もよい。バレンタイン前監督は、ヘッドコーチだった西村氏の意見などまるで聞かなかったらしい。西村氏はチームの「和」をスローガンに掲げた。野球は集団競技なので、チームの和、団結は強い力を引き出す。ロッテ野球を見ていても、飛びぬけたスターはいない、ホームラン量産の大砲もいない。でも選手はとても積極的な打撃と、「つなぎの4番、サブロー」に象徴されるように、つなぐ野球でチャンスを作り、広げ、加点していく。中日が誇る投手陣も、先発で勝ったのはチェンだけというように、ロッテの打線を防ぎきれなかった。西村監督の掲げた「和」の力が日本一を勝ち取ったといっても過言ではない。

 そういえば、高校野球で春夏連覇の偉業を成し遂げた興南高校のモットーも「魂、知、和」だった。なにか通じるものがあるだろうか。マスメディアでは、3位のチームが日本一になったので、もっぱら「下剋上」というが、もともとパリーグでは上位3チームの差は少なかった。うまく勢いにのったロッテが勝利した。それに、交流戦の成績を見ても、パリーグのチームが上位を占めており、パリーグのチームの力が勝っているということが、日本シリーズでも証明されたという面があるだろう。そういう点では「下剋上」というのもあまりしっくりこない。これからプロ野球はシーズンオフだが、沖縄では来春のキャンプが、一番身近に見聞きできる最大のチャンスである。ファンは楽しみにしている。

« 沖縄の子守唄の不思議・総集編、その4 | トップページ | 首里の儀保周辺を散歩する »

コメント

「投の中日が優勝」は新聞も野球評論家も一致していたようですが、きちんと分析して反省してもらわなくちゃいけないですね。ロッテは大嶺兄弟、伊志嶺外野手が揃い、大嶺兄弟が石垣、伊志嶺君が宮古だから野球界でも先島の風が吹いてくれるといいですね。ロッテは西岡がメジャー行くんですか。清田など若い力が台頭しているから、いい意味での新陳代謝はいいんじゃないでしょうかね。キャンプ、石垣に行ってみたいです~!名護は行くぞ~。許田インターに若干の不安があるけど。

 どの球団でも、力をつけた選手は、メジャー志向が強いから、誰も止められないよね。その代わりの選手を育てるしかない。ロッテは、若手がよく育っている。若手が育つかどうかは、監督、コーチの指導力にかかっているけど、西村監督は、選手を信頼して使い続けけなければ育たないと、テレビで語っていた。他球団から金にまかせて有力選手を引き抜くばかりではダメですね。
 日ハムの名護キャンプくらいは行けるでしょう。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 和の力で日本一になったロッテ:

« 沖縄の子守唄の不思議・総集編、その4 | トップページ | 首里の儀保周辺を散歩する »

最近のトラックバック

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30