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2011年1月 8日 (土)

「武器を持たない国」・琉球王国の実像、その1

Img041  沖縄を訪れて、世界遺産の首里城を見ると、ほとんどの人が「これは戦さのための城というより宮殿だ」と思うだろう。
 大和の城といえば、石垣が高くそそり立ち、天守閣を持つ。そこには、刀や槍、鉄砲、鎧など、武器と武具が陳列され、いかにも戦さのための城だ。でも、首里城は、石垣は高く築かれても、美しい曲線を描き、カラフルな正殿は壮麗である。武器や武具は見かけない。戦さの血なまぐさい臭いはまったくない。
 この違いは、たんに外観の違いというだけではない。琉球王国は、およそ500年ほど昔、国内で「刀狩り」、武装の解除が行われた歴史がある。大和の武士のように、腰に刀を差すようなことはない。「武器を持ち歩かない」「武器を見かけない社会」となっていた。ただし、「刀狩りは間違い」という意見もある。「武器を持たない琉球王国」の実像をさぐってみたい。これから、何回に分けて論考をアップしていく。

 写真は、首里城での正月の儀式の再現である。すべて中国式で行われる。

 第1回は、琉球を統一した第一尚氏の王朝に代わる第二尚氏の王朝の3代目、尚真王の時代に「刀狩り」が行われたといわれる。では「刀狩り」とは何か、なぜ国内の武装解除が行われたのか、を考えてみたい。

「buki01.doc」をダウンロード

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コメント

こんにちは。私は神奈川県にある出版社、㈱どう出版の佐瀬と申します。私たちは武術・武道の書籍およびDVDと、日本の心を伝え継承するための雑誌『道(どう)』を敢行しています。このたび、空手のDVDを制作するにあたり、沖縄の歴史に触れるなかで冊封使来琉のエピソードのくだりがあり、そこでナレーションとともに紹介するためのイメージ写真を探しておりました。貴殿がサイトに掲載されていますお写真を、弊社の制作するDVDに使用させて頂けないかと思いましてご連絡をさせて頂きました。メールアドレスを記載いたしましたのでご連絡頂けましたら幸いです。よろしくお願い致します。

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