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2011年4月 4日 (月)

「ともだち」作戦を政治利用しないで

 東日本大震災の救援に、在日米海兵隊も活動している。名付けて「ともだち」作戦という。ただし、海兵隊のホームページを見ると、名付けたのは日本政府だと何回も強調している。
 大地震に大津波、さらに原発災害まで加わる世界的にも未曾有の事態に、世界各国からさまざまな支援が寄せられていることには、大いに感謝しなければいけない。
 写真は、海兵隊のキャンプ・キンザー。補給基地である。 116
 こんなとき、日本に駐留する米軍がなにもしなければ逆に、世界から非難されるだろう。
 でも、救助活動を沖縄にある米軍基地と海兵隊が居座る根拠にすることは、やめてもらいたい。
 たとえば、普天間基地の司令官、デール・М・スミス大佐は、沖縄の海兵隊航空機が近くにあることで、救助活動の支援をするために、海兵隊員たちは早急に緊急物資や救援を派遣することができると強調している。普天間基地の位置が重要であるだけではなく、同基地の規模と構造が人道支援活動の援助を円滑にするために極めて有益である、と言う。
 海兵隊が沖縄にいなければ、救援活動もできないぞ、といわんばかりだ。でも、海兵隊は震災救援活動をするために、沖縄にいるわけではない。アメリカが海外ではじめる戦争で、いつも殴り込む役割を果たしているのが、海兵隊である。
 沖縄県民は「震災の救援をしてくれるから、沖縄にずっといてほしい」などと思っている人はいない。救援活動につけこんで、居座りを合理化する、ましてや辺野古への新基地建設を推進することは、絶対にやめてほしい。
 また、救助活動を「日米同盟の強化」など、政治的な思惑で見るのも、ごめんである。こういう震災救助の活動は、どの国であろうと、政治的な思惑ではなく、あくまで人道的な支援として行うものである。
 「沖縄の人はごまかしとゆすりの名人」などと発言し、猛反発を受けて米国務省日本部長を更迭されたメア氏が、今回の震災支援の米側調整担当官に就任したことにも、多くの県民が、アメリカは何も反省していない、と不信の念を抱いている。011
 そこにまた、嘉手納基地を離陸した海兵隊のAV8Bハリアー攻撃機が訓練用フレア(照明弾)を誤って発射する事故が起きた。危険極まりないことだ。にもかかわらず、米軍からなんの謝罪もない。嘉手納町、北谷町などの町議会は抗議決議を可決している。反省も謝罪もなければ、また事故が繰り返されることにつながる。
 やっぱり海兵隊は沖縄にも日本にもいらない。このことに変わりはない。

 写真は、道の駅かでなの屋上に掲示されている海兵隊機。このハリアーの同型機がフレアを誤射したものである。
  

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コメント

3月30日に米海兵隊のフレア誤発射をうけた報道発表では、その大きな見出しが「海兵隊のハリアーは即応能力を維持するために訓練している」というものだったそうですよ。フレアを760メートル上空で誤発射したけど、「基地周辺に何ら危険性が生じていない」とまったく謝罪ないどころが、即応訓練のためには多少の誤射があったって仕方ないだろうといわんばかりの開き直り。フレアの誤発射の事故はこれが初めてではなく、この10年間をみても、5回も起きている。そのたびに地元自治体が抗議しているのに、謝罪はおろか、訓練を続行している。今回を除き全部FA15戦闘機だったというから、もうFA15は「欠陥機」で飛ぶこと自体をやめるべきだ、という要求が高まったそうです。海兵隊は報道で、さらに「海兵隊と海軍は本州の地にとどまり、救助の人道支援に関わっているトモダチ作戦のなかで、友人や同盟に対して助けが必要とされる間はとどまる」「同時に日米安全保障条約を支援するために訓練もつづける」と、トモダチ作戦で大震災の「支援」を恩に着せ、日米同盟強化の口実にしてます。未曾有の大災害の支援には、同盟関係でない世界各国から支援が寄せられ、それはまさしく「人道」であり、ありがたいこととはいえ、そういう支援は当然のことです。それを「日米同盟を強化するから」という論理はおかしいですよ。しかも「支援」している一方でこんな事故を平気で起こし、謝罪もなにもなく、訓練はつづけるというのですから、沖縄は怒ります。支援の名を借りて海兵隊の存在アピールはやめてほしい。マスコミも礼賛しないでほしいです。

 フレア誤射について海兵隊は、謝罪するどころか、訓練は必要だ、震災に「ともだち」作戦で救援してるじゅないか、というのでは、開き直りですね。もし、照明弾が住宅や弾薬庫に落ちてきたら、と思うと、ゾッとします。
 それに、最近のテレビなどマスメディアの報道では、米軍と自衛隊の活動が目立ちますね。偶然なのかなあ? 安藤優子キャスターが密着取材したという放送も、中味はあまり意味がない、PR放送の感じでした。防衛相は「思いやり予算」はいまは震災復興に回すべきと言う声に対し、米軍は「ともだち」作戦で頑張ってくれているように言ったらしいけれど、どこの国でも救援活動は人道支援として行っているわけだから、米軍には見返りが必要のように言うのはおかしいですね。

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