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2011年4月29日 (金)

嘉手納の比謝川にこいのぼり泳ぐ

 基地の街で知られる嘉手納町を流れる比謝川(ヒジャガワ)にたくさんのこいぼりが空を泳いでいる。032
 広大な米空軍基地が広がる嘉手納だが、一歩街中に入ると、沖縄では珍しい深い緑いろの川がゆったりと流れている。中南部では随一といえる美しく、大きな川である。
写真は、比謝川橋からの眺め。

 この橋を少し下り河口に近い場所に、嘉手納総合福祉センターがあり、この場所で4月24日、第17回比謝川こいのぼりフェスタが開かれた。

「小さな夢 デッカイ夢 みんなで育もう かでなっ子の夢」をスローガンにフェスタが開かれた。子ども中心の祭りなのでこれには行かなかった。別の日に、こいのぼりを見に行ってみた。041  色とりどりのコイが空を泳いでいる。手作りで完成させた8㍍もあるこいもいる。「あすなろ学童」などの名前も見える。044

 いっ039 たい何匹いるのだろうか? 数えられなかった。報道によると今年はおよそ200匹だという。
 緑色の川面に、こいのぼりが映えている。

 子ども連れの家族たちが、次々と見に来ていた。

近くには、テキヤも出ていた。といってもお年寄り二人で営業している。045

046

 フェスタの開かれた総合社会福祉センターは立派な施設である。フェスタ当日は、こいのぼりのうた大会やビンゴ大会、ミニコンサートなど催され、川を巡る遊覧船も出たようだ。

 こいのぼりは5月5日まで掲揚される。

040_2  こいのぼりの少し上流に比謝川橋がかかっている。

041_2 比謝川の北側は、読谷村の渡具知(トグチ)になる。渡具知といえば、1945年4月1日、米軍が上陸した地点として有名だ。もちろん米軍は読谷から嘉手納、北谷にかけての海岸いったいから上陸した。66年前のその日は、嘉手納の沖合いは、米軍の艦船、上陸用舟艇で埋まっていただろう。
 川岸には古いお墓がいくつもあった。中国の影響を受けた亀甲墓である。

034  幸地家之墓とか記されてる。035 036

 4月は家族、親戚、門中(父系に血縁集団)でお墓に行って先祖を供養する清明祭(ウシーミー)のシーズンなので、土日、祝日にはいっせいにお墓に行っている。このお墓もお花が供えられていた。

 嘉手納基地の爆音被害に対してて、嘉手納町はじめ周辺5市町村の住民が、夜間・早朝の航空機離発着の差し止めや騒音による損害賠償を国に求めて第3次嘉手納爆音差し止め訴訟を4月28日、起こした。原告は、なんと2万2058人におよぶ。この種の訴訟として空前の規模である。住民の怒りの強さが、ここにも示されている。比謝川の周辺の住民もたくさん原告に加わっているだろう。
 比謝川の静かな流れを見るにつけ、夜間・早朝の離発着差し止めなど人間として最低限の願いの実現を願わずにはいられない。

 

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コメント

嘉手納町は基地で80%以上占められ、余ったところというか、あいているスペースに住民がひしめきあうようにして住んでいる街です。そういうところでも地域の行事を大切にする(嘉手納町のまつりとか、野國総監まつりとかも含めて)のは、郷土愛が強いんですね。比謝川の鯉のぼりも毎年やってます。鯉のぼりを見に行った日も嘉手納基地から飛び立つ米軍機の爆音がとどろいていましたが、子どもやお年寄りが最低限度の人間的な生活を営むことができるよう、爆音訴訟の勝利を祈っています。原告が県民63人に一人という大規模なのは、もはや米軍機の夜間・早朝の離着陸差し止めなどが県民世論になっていることの表れではないでしょうか。

 嘉手納はとっても由緒ある土地だったのでしょう。比謝川の川岸に野國総管公園もあり、野國神社もあるけれど、まだ見ていないですね。民謡歌手の古謝美佐子さんも嘉手納の出身で今も住んでますね。
 戦闘機がよく嘉手納の海側から着陸するので低空飛行で降りていくことに出合うことがあるけれど、爆音のひどさは、想像以上でしょう。住民の求めているのは、飛行全部の差し止めではなく、夜間・早朝だけはやめてほしい、というささやかな願いです。裁判所は、第三者論とかで逃げないで、しっかり判断してほしいですね。

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