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2011年5月30日 (月)

デイゴ咲き、台風直撃

 数年ぶりにデイゴの花がたくさん咲いたと喜んだら、台風1,2号と相次ぎ沖縄本島を直撃した。とくに2号は、那覇市で最大風速55㍍という5月では最大のモーレツな強風で被害をもたらした。デイゴがたくさん咲くと台風が多いというのは、今年は当たっているようだ。
 わが家も、一昼夜どころか一昼二夜も停電し、おまけにマンション屋上の水槽に水をあげるモーターが止まり、水道まで断水した。マンションで停電によって断水にるのは予想外はじめてのこと。みんな飲み水からトイレまで困った。トイレしたくなるたびに、スーパーやコンビニに駆け込むしだいだった。

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 台風の被害と影響はいろんなところに表れた。
 その1。街路樹はいたるところで枝が折れ、公園では根元からごそっと大木が、十本ほども倒れていた。カンヒザクラもボキッと折れた木が何本もある。折れない樹木も、一夜にして木の葉が茶色に変色して枯れていた。台風が運んだ海水をかぶった影響だ。「潮枯れ」というそうだ。こんなの初めて見た。痛々しい。
 下の写真は金武町。本島を車で走ってみると、街路樹、公園の樹木から山の木々まで、茶色に変色している。これほど樹木の葉が枯れたのは最近ではないことらしい。

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 その2。交差点の信号が止まり、信号なしで車がいきかう。点灯している信号も、強風で信号が曲がり、交差点の斜めの方向にあり、どちらの方向の信号なのか分からなくなっていた。危ない。
 その3。畑のある付近は、ビニールハウスが風で吹き飛ばされ、電柱、電線にあちこちで白く大きなビニールがぶら下がっている。ビニールハウスは大被害だ。とくに高価なマンゴーは、ビニールハウスで作っている人が多い。もう半分ダメになったとか、大損失である。
 その4。ガソリンスタンドは、車の大行列。台風で潮をかぶっているので洗車するためだ。それに、木の葉が車のボディにびったりとついていて、洗車しないととてもみっともない。わが家は早めに洗車にいって30分まちで完了した。でも2時間待ちもあるほどだった。台風のあとは洗車が沖縄では必須である。
 その5。ホームセンターに行くと、レジが大行列。みるとみんな掃除道具を手にしている。これほどの台風だと思わずに、あわてて掃除道具を買いに走る人が多い。
025              これは台風と関係のない写真である

 わが家も被害にあった。とにかく風速50㍍ほどの暴風雨が吹き付けるので、恐怖を感じるほどだった。夜11時ころ、ベランダで異常な物音がするので、外を見ると、なんと隣の家との仕切のボードが割れている。その割れた三角形の破片が無数にわがベランダに飛び込んできたのだ。台風で怖いのは、よそから飛んできた物が窓ガラスを割ることだ。一応、ベランダのガラスは、沖縄仕様なのか、金網が入っているけれど油断できない。後から気がついたが、鋭角に割れたボードの破片が、網戸を切裂き、網戸は刀で切られたようになっていた。でも網戸があったから、ガラスを守ったのかもしれない。
 それにしても、停電の復旧が大幅に遅れ遅れになり困った。沖縄電力に電話しても受付電話は話し中でつながらない。マンション住民が直接、会社に駆け込んで復旧を求めた。その後も住民から何度も電話し、マンション管理会社からも電話で復旧を求めたが、夜になっても復旧しない。周りの住宅、アパートなどみんな復旧しているのに、停電のまま。「これはたんなる多忙で遅れているのとは違う、おかしいぞ」と思って、電話で「わがマンションの付近は、忘れられているか、放置されている。周りがみんな復旧しているので、わが付近も復旧済みとされて、放置されているのではないか!」と厳しく主張した。あとから、修理担当者から、電話がきた。やっぱり「そちらは14時に異常はなく復旧すみで、停電はマンション側の問題です」という。「そんなバカな。マンションだけでなく、付近の住宅も停電だ。断水もしてこのままでは夜も越せない。すぐに来てくれ!」と必死で訴えた。
 その後、夜10時頃、やっと電力下請けが来て見たら、やはり電線が一本、碍子からはずれていたのが停電の原因だった。実際の復旧工事屋がきたのは、もう夜中。寝ている間、工事がされたようだ。朝起きたらようやく通電していた。まる30時間くらい停電していたことになる。
 ベランダのゴーヤーがネットにツルを巻きつけ、順調に育っていたが、台風で根ごとごそっと引き抜かれて、ネットだけ残して消えていた。
 「もうことし台風はいらない」というのがみんなの声である。

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コメント

これだけの暴風の直撃は初めてでしたね。台風通過中の音がすごくて、ネコまで異常を感じていたようです。停電というのは、わが家の場合断水にまでなるので、本当に困ります。改めてライフラインが普通にあることに感謝しますね。水を公園まで汲みに行った時重いバケツ運んだので、痛いからだが一段と痛くなりました。沖縄電力のずさんな点検にはワジワジーしました。ちゃんと確認してからモノをいえ!と言いたいです。洗車や掃除で水道の需要が一気に高まり、供給不足で断水が心配されるそうです。台風はもうこなくていいけど、雨はまだ降ってほしいですね。とくにダムのところだけでもいいから。

停電、断水で、まるで1日被災者でしたね。沖縄電力がまともに点検もしないで「復旧しているはず」と放置していたので、「停電、断水のままでは夜を越せない。もう沖縄電力で避難場所を確保してくれますか!」と思わず口走りました。
 この数年は、本島を直撃する台風はほとんどなかったので、今回のように暴風雨がひどいと本当に大変ですね。雨はないと困るけれど、台風は来なくてよいという気持ちは分かりますね。

南の沖縄から東北地方まで、地震・津波・原発問題・台風と、まるで災害列島の感じです。
お互いに気をつけましょう。
こちらは、じっと耐える東北魂。三重・四重の被害にもめげず、ひたすら我慢、我慢。
でも、この我慢がいつか爆発し「一揆」が起きるような気がします。
あの組織は、それについて来れるのでしょうか?

 ミヤギのツブヤキさん。コメントありがとうございました。東北の地震・津波に比べれば、一過性で通り過ぎたので比較にならないものです。ただ一昼二夜だけ、被災者になった気分でした。すぐライフラインが復旧したので、東北の人たちの苦しみはさぞや、と改めて思いました。
 絶えて絶えてといっても、ホントに限度がありますね。沖縄は、災害より基地の重圧の方が、「絶えて絶えて」の日々です。基地と米兵の事故事件は毎日のように起きるので、ワジワジーする日々です。だからなにか起きるとマグマが噴き出るののでしょう。
 まあいまは、もう台風はいいよ、今年はこれでお終いにしてくれ、ということだけです。

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