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2011年7月 3日 (日)

地域福祉祭りで民謡ショー

 近くの老人福祉センターが中心になった地域福祉祭りが2日の土曜日に開かれた。祭りでは、福祉センターの館内で舞台発表があるが、それとは別に野外の公園で民謡ショーやエイサーが披露された。といっても、見に行ったのではなく、誘われて民謡ショーに出演した。002  公園の「おまつりひろば」では、バザー、屋台、フリーマーケットなどテントが並ぶ。民謡ショーは、午前と午後の2回、15分ずつあった。当初は、民謡教室の先生ら2人も参加し、6,7人になる予定だった。それが本番直前になり、先生らは参加できないというので、われら4人の仲間だけで演奏に望んだ。
 曲目は第1回目が「祝節」「めでたい節」「砂辺の浜」「伊計離島」「繁昌節」の5曲。2回目は「豊節」「新安里屋ユンタ」「新デンサー節」「屋慶名クワデサー節」の4曲だった。 

 こういう祭りでは、情け唄は似合わない。お祝いやめでたい唄、テンポの軽快な唄が盛り上がる。だから、選曲もそういう点から選んだ。025  平均年齢は70うん歳というおじい4人組である。私が最年少で、ナイチャーも私だけだ。「あんたは、ホントは沖縄生まれじゃないの。歌三線が好きだから」と冗談で言われる。まあ民謡が好きなことでは、4人とも共通している。Kさん、Fさんは、毎週土曜に公園で、路上ライブをしているくらいだ。祭りの前には、やはり公園に集まり、3時間ほど練習を重ねた。
 本番では、三線にマイクを差し込んだKさんが、音量のスイッチを入れてなく、スピーカーには三線の音が小さくしか入らないハプニングがあった。5曲を連続で演奏するのは、けっこうしんどい。午前、午後の2回を無事に演奏し終えた。演奏はうまく合っていたと思う。
 といっても、聴衆はほとんどいない。1回目は若い女性2人連れがすぐ前で聞いてくれた。2回目は木陰でおばあが椅子に座って拍子をとりながら聞き入っていた。他に、売店のテントの中にいる売る人やお客が聞いているか、いないか知らないが、まあ聞いていたとしよう。
 少ない聴衆だからといって、手抜きはしない。4人は汗だくになりながら、熱唱した。
 連れ合いが動画で撮影してくれたので、家に帰ってみたら、予想以上によく合っているし、上々の出来だと自己満足した。「上等じゃないか」。4人とも満足げだった。
  012 人気があるのは、ヒップホップダンス。エイサーを踊る子どもたちも、ヒップホップには見いっていた。もうリズムに酔いしれて、いっしょに踊りまくる子どももいた。013  子どもを中心にしたエイサーの集団が、この地域にもいくつかある。この祭りでは、2つの集団がエイサーを披露した。エイサーだと、親がたくさん見に来ているかな、と思ったが、こちらもあまり聴衆はいない。売店などの人が見ているぐらいだ。それでも暑い中で、太鼓を打ち鳴らし、躍動感ある踊りを見せてくれた。018 014

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音楽」カテゴリの記事

コメント

とってもうまくできていましたよ。唄も三線も。聴衆がいれば気合いももっと入ったのにね。手拍子しながら聴いていたおばあは、ビデオ撮影で発見しました。ビデオ撮りながら写真も撮るのは大変で、面白い画面は動画にしか入ってませんね。もっとカメラで写しておけばよかったです。「坪川地域福祉まつり」の横断幕を写真で撮っておいたと思うので、それをアップすれば、どんな感じかわかると思ったんですけど。
5曲も連続で演奏するなんて、元ちゃんのライブみたいじゃないですか。みなさん、上手ですね。1回目はマイクが入ってなかったというけど、スピーカーから音はよくでていましたよ。

 やはりビデオで撮影すると、映像だけでなく音もあんがいきれいに録音できていて、振り返ってみることができました。ご苦労さまでした。マイクの音は、一応スピーカーでも拾ってくれていたようですが、2回目にきちんとKさんの三線の音がマイクに入ると、すごくよく聞こえました。
 聴衆が少なくても、野外で演奏するのも気持ちがいいですね。

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