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2011年8月21日 (日)

「組踊への招待」を観る

 歌三線と舞踊と台詞が一体となった総合芸能の「組踊」(クミウドゥイ)がユネスコ無形文化遺産に登録されて1周年を記念する事業「組踊への招待」が、国立劇場おきなわで行われた。すでにこの企画の第一弾のシンポジウム「組踊の魅力」は8月7日に終わり、20日、第2段「組踊の未来へ」と題して、2つの組踊が上演される。第3弾は、伊江村の組踊「忠臣蔵」が12月4日に上演される。
001          国立劇場おきなわの立派な建物

 ということで、第2弾の二つの組踊を観ることにして出かけた。 沖縄の民謡、芸能について書いているわりには、国立劇場おきなわで組踊を観るのは初めてである。

003  なぜ、いま、急に観劇に出かけたのかというと、なんと2つの組踊が無料で見られるチャンスだからだ。記念事業であり、2作品の出演者は、「沖縄芝居実験劇場」という伝統芸能の若手の舞踊家、音楽家たちが集まる団体である。とても楽しみだ。002_2  国立劇場おきなわは、組踊だけでなく、琉球弧の島唄や沖縄各地の民俗芸能祭などの公演もある。いまや沖縄の芸能の殿堂である。
004  「組踊への招待」のポスターもあった。
 組踊は、中国皇帝の使者である冊封使(サッポウシ)を歓待するために創作された総合芸能である。創始したのは、玉城朝薫(タマグスクチョウクン)。彼は、組踊5番と呼ばれる、有名な5つの組踊を創作した。上演されるのは、代表作品である「執心鐘入」。1719年に初演された。朝薫の5番は、いずれも今でももっともよく上演される演目である。
 もう一つは、新作組踊「さかさま執心鐘入」。芥川賞作家の大城立裕作である。「執心鐘入」の後日談である。上演作品の中身は、あとから紹介する。005_2  はじめて国立に来たので、なにもかもが珍しい。お上りさん状態である。ユネスコ無形文化遺産への登録を祝う垂れ幕も、ホール内に掲げられている。朝薫の記念碑もある。

006 008 レリーフもあった。玉城朝薫記念碑レリーフの原型石膏である。「執心鐘入」に登場するゆかりのお寺、万寿寺のあった首里の末吉公園内に建立されているとのこと。

011  組踊の歴史の展示もある。朝薫の5番について、一つ一つ詳しく解説されている。全部読み切らないうちに、開場になり、劇場内に入った。長くなるので、演目については、次にしましょうね。

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コメント

国立劇場おきなわはいままで一度は行きたいと思ってたところだったので、よかったです。朝薫の碑やレリーフがあるってことは、ここでは組踊がひんぱんに上演されているのでしょうけど、料金がお高めなのでなかなか行けなかったです。朝薫の五番の最高傑作「執心鐘入」が観れたのもラッキー。でも国立だから障害者割引、ふだんでもあるかも?入場の際に渡された冊子がよかったですね。演目の台詞すべてが書いてあったから。あれは貴重です。
この日は無料ということでお客さんが開演2時間前からたくさん来てましたね。整理券発行するとは思いませんでした。私たちので300番台でしたから。すごい人数ですね。

国立劇場おきなわは、伝統芸能の組踊の保存、継承、発展のために建設されたのでしょう。組踊を観たくなれば、いつも何らか上演していますね。といっても、なんか敷居が高いというか、来れなかった。県民の間でも、一度観に来たいと思いながら、所得の低い県民にとっては、来れない人がかなれ多いでしょう。こういう無料公演があれば、「行ってみよう」ということで、国立劇場と組踊が県民に身近になりますね。
 配られた冊子は、通常公演でもこれだけの分厚いものはないですよ。一冊の本ですから、いただけてラッキーでした。県教育委員会の主催だからできたことですね。

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