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2011年10月22日 (土)

泡盛試飲三昧の産業まつり

沖縄の産業まつりには、県内の泡盛メーカーが勢揃いして、試飲できるのが魅力である。会場の一角に酒造所が集まるコーナーがある。市町村の特産品を扱う「ありんくりん市」に出店している酒造所もある。

011          写真は泡盛メーカーではない。「ありんくりん市」。

 「試飲できますか?」と声をかけると快く応じてくれる。「試飲できますよ」と声をかけてくれるところもある。試飲でいいのは、無料だからと安酒を出すのではなく、10年、12年とねかせた古酒(クース)を飲ましてくれることだ。それも、産業まつりのために特別出している泡盛もけっこうある。012  古酒の入った大きな甕(カメ)が並んでいる。試飲もこういう甕から汲んでくれるところもある。たくさんあるなかで、離島の泡盛をいくつか試飲した。

 与那国島、伊平屋島(イヘヤジマ)、宮古島、久米島。離島では、泡盛をつくっていない島もある。たとえば伊江島。そのかわりというか、ラム酒の製造を始めた。すでに南大東島ではラム酒をつくっていた。離島ではサトウキビをたくさん作っているのだから、ラム酒づくりは、うってつけだ。試飲してみたが、ラムならではの香りがあり、美味しい。ソーダで割ってもよい。大東の店で「伊江島でも見習ってつくりだしましたね」とライバル出現ではと思って尋ねると「ええ、これでラム酒の人気が出るといいですけれどね」と相乗効果を期待しているようだった。006        写真は泡盛とは関係ない。酒のつまみによさそうなマンビカのスモーク

 話はそれた。肝心の泡盛である。与那国の「舞冨名」は60度ある。さすがに口に含むと、ふっと蒸発するような感じだった。伊平屋島も小さな島だが、聞いてみると「伊平屋では昔から泡盛はつくっているよ」とのこと。「芭蕉布」という名の泡盛を飲んでみた。

 宮古島には県内でも有名な泡盛メーカーがある。菊之露や多良川である。変わった容器に入った泡盛があった。宮古島の各地に交通安全を願い立っている「宮古島まもる君」である。

015  25度の泡盛だが、産業まつり限定30本。陶器ボトルだから3300円という高めの価格だ。飲酒運転根絶も訴えている。宮古島に月末に行くので「まもる君」にお目にかかれるだろう。

 同じ泡盛の古酒でも、味わいがいろいろ違う。11年もののあと、12年ものを飲んだら、1年違いなのに味がまるで違う泡盛もあった。古い方がまろやかである。新しい酒はカドがある。

 43度の古酒を飲んでいると、25度や30度の泡盛を試飲すると「あれっ、随分ゆるいなあ」と感じる。水割りではなく、生で飲むと泡盛の違い、美味さもよくわかる。

002_2 晩酌でよく今帰仁酒造の「美しき古里」 を飲んでいた。古酒入りである。ここでも古酒を試飲しながら「美しき古里をよく飲むんですが、20%古酒が入っていますよね?」と聞くと「そうですね。でも今度30%古酒が入るようになったんですよ。もうすぐ発売になります」とのこと。値段は据え置きのままだという。うれしい新情報もあった。

 あちこちと試飲したが、結局は43度の古酒を、甕から小さなビンに詰めてもらって1本買った。甕からの量り売りというのが、産業まつりならではの買い方である。

013_2 本日のビールにあう食べ物は、金城ビーフである。石垣島だという。大きな牛肉のブロックを鉄板上で焼いて切り分ける。まるでローストビーフのようだ。おじさんの景気のよい呼び込みに列ができていた。でもなぜか食べてみると肉は固く、味はいまいちだった。

010_2          シーサーがたくさん並んでいた。これは漆喰シーサー

 陶器が集まる「やちむん市」があったが、なぜか泡盛を入れる甕のフタばかりをたくさん安く売っている店があった。「なぜ、フタばかりを売っているんだろうか?」。お店のおばさんに聞いてみた。「それはね、甕のフタが最近はシリコン製ばかりになって、焼物のフタは売れなくなったのよ」という。なんということか。そういえば、泡盛メーカーの店で並ぶ甕は、みんな陶器のフタではなかった。いくら安く売ってももう陶器のフタだけ買う人もいないだろう。お気の毒というほかない。
 というわけで、43度の泡盛の試飲三昧で、少し試飲酔いをした。これが産業まつりの楽しみの一つである。

 

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コメント

泡盛の試飲は毎回産業まつりの目玉というか、われわれのお目当てですが、出している店舗の古酒ばかり全部飲んで歩くので、最後の方は相当酔ってます。だって古酒って度数が高いですよね。いくらなめる程度で試飲するといっても、43度とか60度なんかを続けざまに飲んでいけば、そうなります。
 古酒は香りが芳香でフワ~っと広がり、まず香りを楽しみますね。それから泡盛は飲むというより舌で転がすという感じ。度数が高くても熟成してるので、まろやかな口当たりです。瓶に入れたまま古酒にできるというので、買ってきた量り売りの古酒ももっと寝かせましょうね。rokからもらった「記念日ボトル」も古酒にできますよ。
 そういえば今年の泡盛のブースでは「車運転してないですか?」って確かめられませんでしたね。去年までは結構厳しくやってた感じだった。「試飲していきませんか」って積極的な態度は例年以上だった感じ。酒の肴は、食べ物はいろいろ売ってるけど、なかなか「これがいいね!」というものがないでしたね~。2日目に食べた本部牛の串焼きとウインナーはいけましたけどね~。
 

 10年物古酒なんか水で割るのはもったいない、やはり生で飲むのがいいですね。でもいくら試飲でも生でばかり飲むから酔うのは当たり前ですね。酒造所はたくさん出店しているようでも、まだ県内メーカーの半分も出ていないでしょう。県内最古をうたう新里酒造や名護の津嘉山酒造所も出てない。石垣島の泡盛も、離島フェアーには出るけれど、産業まつりには出ない。まあこちらは離島フェアーで味わえますね。
 車の運転を確かめないのは、飲酒運転防止も少し徹底してきたからでしょうか。
酒の肴では、牛中味焼きも美味しそうだけれど、試食するといまいち。これを買った女性は、ビアガーデンで結局食べないで残してましたね。

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