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2011年11月21日 (月)

芸能チャリティー公演開く

 毎年恒例の芸能チャリティー公002演が那覇市民会館で開かれた。赤い羽根共同募金運動の一環である。市内の老人福祉センターで芸能を楽しむおじい、おばあたちが日頃の練習の成果を披露する場となっている。

 出演者は総勢600人にのぼる。琉球古典音楽から民謡、琉舞、民踊、日舞、コーラス、カラオケなど、さまざまな芸能が3時間余り、次々に披露された。

 事前にチケットがそれぞれの老人福祉センターの教室、サークルを通じて売りさばかれた。見に来る人は、圧倒的におばあをはじめ女性が多い。出演するおばあ、おじいの家族、親戚なども詰めかける。

002_2

 午後2時の開会前に会場前は長蛇の列となる。午後1時に開会になると、どっと押し寄せてみるみる会場は埋まった。

 私の通うセンターの民謡三線サークルは、2年に1回、他のもう一つのセンターと合同で演奏する。それに向けて春ごろから課題曲を毎回、練習してきた。

 すでに金曜日に市民会館の舞台で、リハーサルをやって、座る位置も確認ずみだった。

009  幕明けは、恒例のかぎやで風節、それにかたみ節、安波節の3曲。各福祉センターから古典音楽を習う人たちが合同で演奏した。筝や横笛、太鼓が入り、琉舞を艶やかに舞う。私は、古典はやっていないので出ない。でも同じサークルの仲間がたくさん出演した。

018          おばあたちの踊り。舞台正面に据えられたカラオケの機具がとても邪魔だ!

 踊りは多いが、歌三線(民謡)はわれわれメンバーだけ。13番目の出番だったが昼前から控えていた。二つの福祉センターの出演者は合計40人。いよいよ出番がきた。

004  前に筝の女性が並び、歌三線はコの字型にならんだ。曲目は「二見情話」「めでたい節」の2曲。「二見情話」は、沖縄戦で捕虜となった人たちが名護市の二見にあった収容所に入れられた時の想い出を歌にしたもの。二見の美しい風景、あたたかい地元の人たちへの思いと別れを歌っている。
 最後に「♪戦場(イクサバ)ぬ哀り いちが忘りゆら 忘りがたなさや 花の二見よ」と歌う。「戦争の哀れはいつか忘れられるだろう 忘れられないのは花の二見の美しさだよ」というような歌意である。
 続けて「めでたい節」を歌った。会場が広いので、思いっきり声を出すが、声が吸い込まれるようだ。自分の声だけは聞こえるが他の人の声は聞こえない。でもなんとか歌いきった。

 「ジョウトー、ジョウトー、ちょっと早かったけれどね」と先生も満足そうだ。三線の音もよく合っていた。民謡は人気があるので、会場からも大きな拍手をもらった。

 舞台の他の芸能はほとんと見ていない。だからここにアップした写真もほとんどは、つれあいが撮影した。つれあいの情報によると、聴衆が一番わいたのは、85歳のおばあのカラオケと小学生の琉舞だったそうだ。

026 写真の人が85歳の佐辺千代さん。カラオケ大会で70歳代以上の部でチャンピオンらしい。「早春賦」を歌ったが、歌い出すと会場を圧するような張りのある声を響かせたという。

  047 小学生による琉舞「高平良萬才」(タカデーラマンザイ)は、敵討ちの組踊で演じられるものだ。踊り手は宮古島の下地小学校、歌三線は那覇の銘苅小学校、筝は糸満市の潮平小学校、太鼓は那覇の首里中学校の子ども、生徒たち。みんな違う土地と学校だ。それに、この演目は、大人でも難しいといわれる。

043  踊りは堂々としたものだ。歌三線も3曲ほどを続けて歌うが、一人で演奏し歌いきった。恐れ入る腕前だ。それに別々の土地と学校なので、合同で練習する機会はほとんどないはずだ。なのに、見事に演奏し、踊った。ちょうど我々の出番の一つ前だったので、舞台そでに控えていて、演じるのを横から全部見ていた。おじいたちも、「いやあ、これはすごいねえ」と見事な歌三線と踊りに驚いていた。

 もう一つのビックリは、識名老人福祉センターの「かりゆし祝いばやし」という踊りだ。

022  なにしろ踊り手42人のうち、90歳以上が16人もいるという。90歳を超えてもこんなに元気に踊れるなんてスゴイ!の一言だ。老人福祉センターに通っているお年寄りは元気である。元気でないと通えない。いつまでも元気で踊ってほしい。

 

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コメント

私の後ろに座っていた4人のオバーたちは、演目ごとに批評がうるさい。知り合いが出る民踊(民謡ではない)なんかがあると「あい!真ん中の列の右から4人目がサダコさんだよ~!」とか「この踊り、女ばっかだと思ったら、うり、あそこに一人だけ男がいるさ!うまい、うまい!」とかいちいち言う。
高平良萬歳のときなんか大騒ぎ。「あれはあたしも少し習ったけど、難しくてとってもできんかったよ。えらいね~。あんな小さいのに」「たいしたもんだね~。あんな小さいのに」って、みんな思ってることをいちいち口に出して言うからうるさい!
会場は出演したオバー、これから出演するオバーでいっぱいだけど、見に来るだけのオバーも多い。
アキアキさんの民謡はよくできていたんじゃないでしょうか。3回前の、みんな合わなくてぐちゃぐちゃになっちゃった時を考えると、各段の前進!歌もよく聞こえてましたよ。
ただもっと顔はにこやかにしてほしいですね~。
二見情話はよく知られているけど、一緒に口ずさんでいる人は会場からは聞こえませんでした。
っていうか、私はビデオ撮りで会場がどんなだったか、わからんかった!
来年は写し易い場所に座って下さいね~。

 舞台で演奏していると、場内の様子は暗いしよくわかりませんでした。おばあたちはよく知っているけれど、おしゃべりはだれも止められないですよ。ただ、民謡のときは、結構よく聞いてくれますね。

 演奏はうまくできたようで満足でした。前に失敗したときの反省が生きてるからでしょう。
座る場所は、自分でなかなか選べないので、困りますね。なんとかいい場所を確保しましょう。いくぼーさんの座る場所もいいところを選びましょう。
 

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