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2011年12月22日 (木)

茨城・麻生高校の修学旅行生の災難

 那覇空港で航空自衛隊那覇基地のF15戦闘機が離陸中止のさい滑走路を逸脱し、空港が1時間半も閉鎖された問題で、茨城の麻生高校の修学旅行生が那覇空港に降りられないため、鹿児島空港に降り、さらに羽田を経由して8時間ほども遅れて到着したことを、ブログで紹介した。

 これに匿名さんからコメントがきた。驚いたことに、麻生高校生は、本来は9月に旅行の予定だったのが大型台風の襲来で延期し、3泊4日の予定を2泊3日に短縮して、12月にしたとのこと。せっかく延期してまで来たのに、この事故で本来午後1時に到着して、半日県内を回る予定だったのが、夜遅い到着でダメになってしまった。実質1泊2日のようになってしまったとのことだ。

 2泊3日になっても、延期された沖縄にようやく修学旅行で行けるとみんな楽しみにして旅客機に乗り込んだだろうに、一日目は完全に飛行機に閉じ込められて終わった。

 失われた時間は取り返しがつかないと書いたが、まさにそのとおりだ。一生に一度の修学旅行が、予定を大幅に狂わされ、見る予定にしていたか所にもいけなくなっただろう。生徒たちにもやり場のない落胆や憤懣が湧いたのではないだろうか。

 台風の襲来は、自然の現象で誰もあらかじめ予測はできない。しかし、那覇空港の事故は、本来防ぐことができる問題である。全国でも有数の離発着を誇る空港を無理やり自衛隊が使用するために引き起こした問題である。沖縄県民は、こんな危険と隣り合わせの軍民共用はやめるべきだと強く訴えてきた。21日の那覇市議会でも、自衛隊機事故の抜本的再発防止策と那覇空港の民間専用化を求める意見書を全会一致で可決したこともその表れである。

 大被害を受けた麻生高校生には、ぜひもう一度、ゆっくりと沖縄を訪れる機会があることを願っている。こんな高校生らの災難を再び繰り返すことがないように、政府は自衛隊の那覇空港使用をただちに中止することを強く求めたい。

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コメント

少なくとも、今回の事故に関して、自衛隊と防衛相、野田首相は麻生高校の高校生に謝罪すべきです。そして無料で、政府負担で、修学旅行を台無しにされた高校生の旅行を、卒業までにもう一度補償するべきではないでしょうか。
麻生高校の修学旅行生には「仕方ないことだっだんだ」「運が悪かったんだ」と泣き寝入りしないでほしい。たかが一つの高校の、一つの修学旅行生、という小さなことに納めないでほしいですね。それにしても世間の報道がこんなに小さいか、無視されているのは、シンジラレナ~イ。
匿名さん、声を大にして抗議してください!

 ホントに防衛相は謝罪し、補償もしてほしいですね。こういうのは重大な問題で全国ニュースなのに、沖縄以外はほとんど無視ですね。高校生は一生、忘れられない出来事になったことでしょう。また、修学旅行生には、沖縄が米軍基地の重圧に苦しむだけでなく、那覇空港を、自衛隊が自由勝手に使って、民間旅客機の安全や利便を脅かしている沖縄の現実もしっかり見てほしいですね。 

お世話になります。とても良い記事ですね。

グッチバックさん。コメントありがとうございました。
 麻生高校の修学旅行の災難からもう10カ月がたつんですね。高校では本来は、9月が修学旅行のシーズンだったそうですが、今年はどうしたのかなあ。今年は台風当たり年だから、また延期になったのでしょうか。せっかく沖縄に旅行に来てくれるのなら、よい天候で、沖縄の美しい自然や文化を楽しみ、平和の問題もしっかり学んでいってほしいなあ、と願っています。

茨城・麻生高校の修学旅行生の災難: レキオ・島唄アッチャー

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