フォーク歌手ふーみーが三線を弾く
かぐや姫のカバーが得意なフォーク歌手ふーみーが、読谷村にあるJAの農産物直売所「ゆんた市場」の1周年記念イベントに出演した。
糸満にある「風は南から」でのライブには毎月、行っている。今月も26日、行く予定だが、読谷に行って見たいと思い出かけた。 リハーサルから三線を抱えていた。いつもギターしか見たことがない。でも三線も弾けるので、地元青年会のエイサーの地謡(ジカタ)をやっていることは知っていた。でも、実際に三線を弾くのは見たことがなかった。
ふーみーは、恩納村でも西の読谷村に近い仲泊に住んでいる。読谷は準地元のような場所だ。演奏が始まると聴衆が増えてきた。
三線では、オリジナル曲「南の島(フェーヌシマ)」で始まった。とてもテンポのよい曲。三線の早弾きのテクニックがスゴイ。ギターで鍛えているからだろうか。
情け唄「肝(チム)にかかてぃ」「島人ぬ宝」など島唄を披露する。
ギターに持ち替えて、「サザンオールスターズも歌ってみようね」と言って「平和の琉歌」も歌った。ギターを持っても、いつものフォーク、かぐや姫はやらない。
もう一度、三線に持ち替えて、最後はカチャーシー。みんな踊りだす。わがツレもピンクのウェアー姿で踊った。
糸満ライブに行っても、見れないふーみーが見えた。観光客を相手に店で演奏をしているから、そういうプログラム構成で今日はやったようだ。
ふーみーの後は、読谷高校のダンス部が踊った。なんと、ダンス部には、ふーみーの娘さんが参加している。上写真は、リハーサル。
本番で踊るこの4人のうち1人が、娘さんだ。
実は、ふーみーはこのダンスの音楽も担当していた。このときは、フォーク歌手というより、娘さんのパパという感じだ。彼は、とても子煩悩でもある。
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コメント
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ふーみさんの三線のうまさをヤンママさんに言ったら、「もともとふーみちゃんは、三線でテレビに出てたのよ。糸満ライブでもやってくれればいいのにねえ。それとも、三線は居酒屋ライブで観光客相手にやってるから、聞きたければそっちに来てっていうことかなあ」って言ってました。
三線はプロ級なんですね。もっとも、BIGINの比嘉栄昌さんもギターなのに三線うまいし、HYの新城くんもボーカルと三線してますよね。沖縄でミュージックシーンにいる人たちは三線はお手の物なのかもね。
「ふぇーぬしま」「チムにかかてぃ」は歌詞もよかったですね。
娘さんが出た、読谷高校ダンス部のときは、完全に「保護者」になりきってましたね。この子たあ、むるわったーわらばーやっさ~、って感じ。
ふーみさんには、また三線、披露してほしいですね。
投稿: いくぼー | 2012年4月23日 (月) 09時22分
観光客相手の居酒屋ライブだと、沖縄らしさを出したいから、三線で島唄となるわけですね。フォークでも島唄でも、ギターでも三線でもこなして、上手いというのはさすが。
民謡の早弾きとは違う弾き方で、これはギターの弾き方に似ている感じで、なかなか真似できない。まあ、楽器が上手にできる人は、他の楽器でもこなせる人が多い。民謡でも、三線だけでなく、太鼓、三板、囃子などいろいろこなせるのがプロのようです。
ダンス部の女子は、踊っていない時は、おふざけ好きで、見てると、「わらばー」そのもの。でもウチナーの高校生は素直でのびのびしていていいですね。
投稿: レキオアキアキ | 2012年4月23日 (月) 09時36分