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2012年4月12日 (木)

宜野湾市大山の湧水を見る、その1

 宜野湾市の大山地区にはたくさんの湧水がある。市のど真ん中に居座る米軍普天間基地の西側にあたる。国道58号線と同じ58号バイパスに挟まれた地域だ。普天間飛行場のある広大な高台で降った雨が、地下水となり、高台から平地に下りてきたこの当たりで、湧き出ている。

 国道58号線からさらに西側に入ると、戦前にあった軽便鉄道が走っていた道にでる。「ケービンミチ」と呼ばれている。旧軽便鉄道の大山駅と真志喜駅との間には、7つの湧水がある。いくつか回りたい。
 でも史跡に指定されている湧水ではないので、案内の標識や説明板は期待できない。だから、探すのが一苦労になる。付近で畑で作業をしていた老夫婦に尋ねてみた。「ヒャーカーガーはこの近くにありますか?」。するとおじさんは、作業の手を休めわざわざ畑を出てきて、「この先を左に折れて降りるとありますよ」。ついでに、軽便鉄道のこともツレが聞いたら「大山駅のあったのはこの先ですよ。もう当時を偲ぶものはほとんどないですが」と答えてくれた。

017  ヒャーカーガーが見えた。コンクリートで完全に整備され、昔の様子はわからないが、水量はとても豊富だ。きれいな水がこんこんと湧き出ている。019  3か所の水の出る口からとめどなく清水が流れ出る。住民の日々の生活用水として使ってきた他の湧水に比べると、あまり水を多様に利用している様子はうかがえない。水の出ていく先を見ると、農地に向かって水は水路を流れていく。

023  水路を流れる水も豊富だ。その先に何があるだろうか。水を使う作物があるのだろうか?

018  水路の先には、ターンム(田芋)畑が広がっていた。田芋といっても、タイモではなく、里芋に近いが、里芋とも違う。水田で作るので、水が必要だ。沖縄の伝統料理には欠かせない食材だ。宜野湾の大山は、ターンムの産地として名高い。湧水が豊富にあるから、昔は稲作が盛んだった。でも、いまは稲作に代わり換金作物としてターンムが作られている。

022 ターンムについては、後日詳しく紹介したい。

 

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