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2012年4月18日 (水)

琉球村を探訪、その2

 琉球村の古民家を見た後は、サーターヤー(製糖風景)の広場に出た。

031  中央にサーター車がある。牛が回るとこのサーター車が回り、車と車の間にサトウキビを差し込むと汁が絞り出され、カスのキビが出てくる。牛をひくのは若いにーにーだが、サトウキビを差し込むのはおじい、おばあ仕事のようだ。

032  のんびりした作業風景である。「昔はどこでもみんなこんなサーターヤーがあったさねえ」とサークルの仲間が話す。「サーター組」があり、共同作業で黒糖をつくっていた。
 ここでの、黒糖つくりは、昔の風景を見せる見世物のようだ。このキビの搾り汁を煮詰めて黒糖にする。

 そばに売店があり、黒糖を売っていた。ツレの土産にピーナッツ黒糖を買った。「これって、ここで作っているの?」と尋ねると「いや、これは伊江島産ですね」という。袋のシールを見ると、確かに「伊江島産」だ。伊江島はピーナッツの産地だからだ。
 でも、その伊江島のピーナッツを前に買って、販売元に問い合わせると「これは伊江島産でなく、中国産ですね」と言われて、ビックリしたことがある。まあ、そんなものらしい。

033  なぜか水車がある。これも昔ウチナー風景なのだろうか。

 一回りして出てくると、レストランがある。

034  団体客は2階で用意されていた。沖縄そばにすこし料理がついた。昼になると、「ちゃんぷるー劇場」で、芸能ショーが始まった。最初は 琉舞の「四つ竹」。

035

 続いて軽快な「汀間当(ティーマトゥー)」「谷茶前(タンチャメー)」などの踊り、さらには「兄弟小節(チョーデーグヮーブシ)」などの歌三線を披露した。「谷茶前」は、地元の恩納村が舞台の歌だ。民謡には珍しく、「スルル魚(キビナゴ)が浜に寄ってきてるよ」と魚が登場する。

041  地謡(ジカタ)の若いにーにーは、早弾きでもなかなか上手だった。

044

 出口近くに、達筆の書の屏風があった。「これ、なんと書いてあるのかなあ?」とおじいが首をかしげていた。見ると、「万国津梁之鐘」に刻まれた銘文である。琉球が日本、韓国、中国など東アジアの諸国との友好と交易を通じてかけ橋となり、諸国の物産があつまり、栄えている様子が記されされている。職員がこの書の原文と意味を書いたコピーをもってきてくれ、おじいも納得していた。

042  ツレへの土産はこの「ふ泡ふ泡石けん」。なんと「ハブ油」が入っているとか。いま人気商品である。でも高いので箱では買えない。ばら売りで買った。
 琉球村は、沖縄の古くからの暮らし、民俗、文化をひとあたり知るのには手ごろな施設である。ただ、より詳しく知ろうとすると物足りなくなるろうが。一度見ておきたかったので、ピクニックで行けたのは幸いだった。

 

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コメント

以前、繁多川公民館の地域の民俗を知る講座で知ったんですけど、レキオアキアキさんが通っている老人福祉センターの近くの繁多川には3か所のサーターヤーが戦後まであったそうです。いまは機械でキビを搾っているので、牛に頼っていた当時の作業はのんびりしたものだったでしょうねえ。
お食事をしながら舞踊も見られるんですか。首里城の下の御庭では定時にいろんな舞踊をやってますが、時間的にはどちらを見た方が舞踊を堪能できるのでしょうか。
伊江島ピーナツ黒糖は、ここ琉球村のお土産ベストテンの第2位ですよ。売れ筋です。ふ泡ふ泡石けんは、どんな感じか期待がふくらみます。もったいないので、なかなか使えませんね!
とにかく雨が降らずに遠足ができて、よかったですね!

 繁多川にもそんなにサーターヤーがあったんですね。いまもどこかで祭りがあると、黒糖作りをしているけれど、キビを搾るのは機械でやるので、牛に引かせてサーター車を使って搾る風景は初めて見ました。いまはなかなか見れない。見世物だからのんびりしてるんでしょう。カメラを構えると、牛を止めて撮らせてくれます。
 芸能は15分ほどで首里城の下の御庭より短いですよ。
ピーナッツ黒糖は観光客に人気なんですね。美味しいから、いいんじゃないですか。

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