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2012年6月16日 (土)

オスプレイ、墜落しても墜落しても配備するのか

 米軍が沖縄に配備を計画する垂直離着陸輸送機オスプレイがまたまた墜落した。4月にモロッコで墜落してまだ2カ月にしかならない。「世界一危険」は海兵隊普天間基地に「世界一危険なオスプレイ」を配備するのは「危険の二乗」と仲井真知事も表現するほどだ。

 米フロリダ州で墜落したのは空軍のCV22オスプレイ。基本構造は海兵隊のМV22オスプレイと変わらない。米軍側は事故原因も分からないのに「機体の基本設計に欠陥を疑う理由はない」と早々と欠陥機ではないと会見でのべた。

 この7月にも沖縄に配備しようとして、13日には防衛省は環境審査書を県に提出し、「重大な環境問題も生じない」と述べたばかりだ。モロッコの事故原因についても、米側の「人為的ミス」ですまそうとした。立て続けに墜落することをみても、欠陥機であることは疑いない。人為的ミスとしても、それが起きやすいこと自体、欠陥があることを意味するだろう。

003  驚くのは、政府の対応だ。森本敏防衛相は「事故の中身が分からないので、淡々として計画通りに進めていきたい」と話した。立て続けに墜落したのだから、いくら閣僚だといっても、事故の中身も原因もわからないなら、計画は棚上げして、究明して検討するというのが、当たり前だ。まだ分からないから計画通り進めるというのは、無責任極まりない。

 オスプレイは、試作段階から墜落事故が相次ぎ、「未亡人製造機」と呼ばれたほどだ。もしエンジンが停止しても緊急着陸できるオートローテーション機能がない。即、重大事故につながる危険も指摘されている。だから、沖縄では、自治体を含めて配備にはこぞって反対してきた。

 しかも、環境審査書では、普天間飛行場だけでなく、沖縄本島全域を飛行することや伊江島では年間訓練回数が現行ヘリの2・3倍の6760回にものぼることが判明した。改めてその危険や騒音被害が恐るべきものであることが明らかになったばかりだ。

 そこへこの「2か月に1回墜落」という事実である。いかに米軍、防衛省が「安全」「重大な環境問題は生じない」と強弁しても、そのウソ、偽りが、もうはや誰の目にもはっきりと見えている。
 仲井真知事が「潮目が変わった」というほど。保守系の翁長那覇市長も、配備反対の県民大会を検討することを表明している。これでもなお、配備を撤回しないなら、県民総ぐるみで反対運動が燃え上がる。「島燃ゆ」の再現となるだろう。日米両政府は墓穴を掘ることにしかならない。

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コメント

オスプレイが配備されていなかった今までも、沖縄国際大学墜落や、宮森小学校墜落事故など、いままでも県民は犠牲となってきました。
欠陥機とわかっていながら配備を強行するなら、沖縄は怒りで爆発します。
もはや普天間基地だけの問題ではないのだから。
政府は沖縄には何をしてもよいと思っているのでしょうか。東京のど真ん中に配備したら大騒ぎするに違いないのに、本土のマスコミはオウム報道ばかりに熱中し、いま国会で焦点の消費税増税は「政局」扱いだし、オスプレイにいたってはこんなに事故が起きていても、「オ」の字もでてきません。
こんなことでいいわけがない!すまされるはずがない!

 こんな危険なオスプレイがきたら県民はとても安心して住めない。県民にとって配備はもうはや「ありえなーい」ですね。
 それにオスプレイは、沖縄だけでなく、本土も各地が飛行ルートにされているので、沖縄だけの問題でない。なのに、マスコミではまるで問題にされないなんて、おかしい!
 県民ぐるみの運動が燃え上がるだろうから、辺野古移設もさらに吹き飛ぶでしょう。

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