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2012年7月 1日 (日)

火に油を注ぐ森本防衛相の沖縄訪問

 県民すべてが反対している海兵隊の垂直離着陸輸送機МV22オスプレイの普天間飛行場への配備を、アメリカが日本政府に通告してきた。これを政府は唯々諾々と受け入れ、森本敏防衛相は6月30日、沖縄にやってきた。

 この日が、何の日なのかも森本氏は知らないようだ。53年前にうるま市宮森小学校に米軍ジェット機が墜落して小学生や住民18人の命が奪われた特別の日だ。
 そんな日に、宜野湾市の佐喜眞淳市長に会って、オスプレイ12機を岩国基地に運び入れ、10月初旬から普天間飛行場で本格運用するという通告内容を、ただ米側に従順に伝えた。
 世界一危険な普天間飛行場に墜落が相次ぐ世界一危険な軍用機を、しかも悲惨な米軍機墜落の事件の日に押し付けるとは何事だろうか。県民を愚弄するものだ。

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 宜野湾市では、6月17日に5200人も集まって配備反対の市民大会を開いたばかりだ。2か月に1回も墜落するオスプレイの配備をあくまで強行しようとする日米両政府に、市民、県民の怒りは沸騰している。
 防衛相を前にして、佐喜眞市長は「許しがたい行為」「密集地で事故が起きた場合、どなたが責任を取れるのか」と強い口調で配備反対を訴えた。

 7月1日の配備に関係する市町村長との面談では、「政府のアリバイづくりに参加する必要もない」(儀間浦添市長)などと、欠席する首長が目立ち、政府への不信感を浮き彫りにした。出席した首長は、そろって配備中止を強く求めた。

 あつかましく配備を説明する森本防衛相にたいし、仲井真知事も、「安全性にものすごく疑問が持たれるものを押し込んでくることに、断然拒否するしかない」と、これまでにない厳しい姿勢で配備反対をのべた。

 面談後の記者会見では「配備を強行すれば全基地即時閉鎖という動きにいかざるをえない」とのべた。日頃、もってまわった物言いをする保守の県知事が「全基地即時閉鎖」を口にする初めてだし、最大級の怒りと抗議の表現である。

 沖縄では、県内41地方議会がすべて配備反対の意見書を可決し、全市長が配備反対の県民大会の開催に賛同するなど、島ぐるみの反対闘争に燃え上がろうとしている。こんな県内情勢をまるで無視する森本防衛相の訪問は、火に油を注ぐ結果をもたらしただけだ。

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コメント

もはや県民大会しかないですね。
仲井真知事が実行委員長になったらいいんじゃないですか。
「会談」とか「申し入れ」とかだけで
森本さんや野田さんには
全然ことの重大さ(沖縄が怒りで燃えていること)を
わからないなら
行動でしめすしかないでしょう。

 配備中止を求める県民大会を開く動きは強まるでしょう。配備中止だけでなく、あくまで配備強行するなら全基地即時閉鎖の要求も掲げなくちゃいけなくなる。仲井真知事も、先頭に立たないと、自分の発言の軽重が問われるから。
 

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