宮里美香さんの全米初優勝をみんなが祝う
沖縄出身の宮里美香さんが、全米女子ゴルフツアーで待望の初優勝を飾った。セーフウェイ・クラッシックで、3日間1位をキープしての優勝だ。今回は、リードしての最終日なので、自分とのたたかいだと思ったが、一時は並ばれたが、また引き離す見事な優勝だった。
今年は、このところ優勝争いにからみ、初優勝は時間の問題だと言われていた。といっても、高卒後、日本のプロテストは飛ばして、アメリカゴルフに挑戦して、4年目だった。だから早く一度、優勝してほしかった。沖縄県民もみんなが期待していた。22歳での優勝は、藍さんの24歳を抜いて、日本人女性としては最年少である。
宮里藍さんも、アメリカツアーでは初優勝は4年目。やはりそれくらいのキャリアを積まないとなかなか世界の強豪を相手にしては優勝できないのだろう。
美香さんは、14歳で日本女子アマゴルフ選手権で最年少優勝をして、2006年、世界ジュニアゴルフ選手権でも優勝した逸材だ。 こちらはパークゴルフ場
沖縄では、高校野球で浦添商業が3回戦で惜しくも敗北した。そのすぐ後、美香さんの初優勝の嬉しいニュースが飛び込んできたので、みんなわがことのように喜んでいる。ラジオのメッセージでも、「美香ちゃん、おめでとう!」の声が飛び交っている。父親は、那覇市内で居酒屋を営んでいるとか。そこにみんな集まり祝っている映像も流れた。
全米女子ゴルフには、日本の女子選手も何人も参加しているけれど、トップテンに入って、優勝争いに加わっているのは、W宮里。藍さんと美香さんの2人だ。いずれも沖縄出身である。これは偶然ではない。
日本女子ゴルフではいつも何人も沖縄出身のプロが上位に食い込んでいる。さらに比嘉真美子ちゃんも、2011,2012年と日本女子アマゴルフ選手権で2連覇を果たした逸材だ。プロテストに合格して、これから本格参戦する。彼女もすごくハートが強い選手で、期待される。沖縄ゴルフ界は底辺が広い。その頂点に立っているのがW宮里である。
美香さんも、これで壁を一つ乗り越えて、優勝を重ねてくれるだろう。まずは9月の全英女子オープンが楽しみだ。
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