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2012年9月27日 (木)

島唄で歌われる「赤犬子」

 歌・三線の始祖とされる「赤犬子」(アカインコ)は、沖縄民謡でも歌われている。平敷ナミ作詞、山内昌春作曲の「赤犬子」である。平敷さんは「平和の願い」などたくさん作詞している。昌春さんは、読谷出身でとても歌が上手い唄者である。

 「♪尋ね尋にやい 歌ぬ元とぅめてぃ 拝でぃ知りやびら 歌の御縁 歌の御縁」
 (尋ね尋ねてきた 歌の始祖を求めて 赤犬子宮を拝んで知ることができた 
  歌のご縁)
 「♪上る石段に 心我ね込みてぃ あやかりてぃ見ぶさ 歌の情き 歌の情き」
 (赤犬子宮へ登る石段に 私の心を込めて あやかってみたいなあ 歌の情け)
 「♪花ぬ読谷山(ユンタンザ) 歌ぬ花咲ちゅさ 押し寄しる波ぬ 音に乗してぃ 
音に乗してぃ」 
 (花咲く読谷に 歌の花を咲かせ 押し寄せる波の 音に乗せて響かせよう)
 歌詞は1,2,4と紹介した。5番まであるがあとは省略した。この曲を聴くと、前川朝昭作詞作曲の「歌の道」ととてもよく似ている。まあ沖縄民謡では、フツーのことであるが。

Photo

 沖縄では毎年3月4日を語呂合わせで「さんしんの日」とされている。作詞もする上原直彦氏が提唱して、もうすっかり定着した。「さんしんの日」のイベントが、この読谷村の鳳ホールで開かれる。赤犬子宮からも近い場所である。読谷で開かれるようになった経緯はしらないが、多分、歌三線の始祖・赤犬子にゆかりのある地であるからこそ、読谷で開いているのではないだろうか。これは推測にすぎない。

 鳳ホールで開くイベントに合わせて、赤犬子宮で古典音楽に携わる人々が集って、演奏を行う。ここに参拝すると、三線の腕前が上達するという言い伝えがあるとか。だから参拝する人が絶えないそうである。
 私も一度、参拝したが、まあ腕前はあまり変化はないようだ。これは、赤犬子頼みではなく、自分で練習するしかないだろう。

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