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2012年11月 3日 (土)

外出禁止令破り米兵が中学生に暴力

 米兵が酔って居酒屋で暴れた上、民家に侵入して中学生に暴力をふるい傷害を負わせる事件が2日発生した。

 米軍は、女性暴行事件が起きてから、午後11時から午前5時まで外出禁止としていた。しかし、嘉手納基地所属の米兵は、読谷村古堅の居酒屋で午後11時を過ぎても飲み、店主に「外出禁止が出ているが帰らなくていいのか」と注意されると暴れ出した。さらに3階の住宅に侵入して、部屋で寝ていた中学生を殴り、テレビをひざで蹴り、子ども部屋にも入り本棚を引き倒した。親が不在だったなかでの暴行だ。子どもの恐怖は計り知れない。

 米兵は3階窓から落ちて重傷を負ったことで、米軍の海軍病院に搬送され、警察の手も及んでいない。事情聴取にもまだ応じない態度だ。

 女性暴行事件を受けて米軍が「再発防止」の目玉としたのが「外出禁止」だった。だも県民は、「外出禁止なんか破られるのでは」と誰も信じなかった。やっぱり、小手先の対策では、米兵による事件は防げない。

 それにしても、政府の対応にはあきれる。藤村官房長官は、県警の捜査もまだこれからという時に、「起訴前の身柄引き渡しを要請する必要はない」と公言した。こんな悪質な事件で、身柄引き渡しを求めて、起訴するのは当たり前だ。犯罪を行っても米兵の特権扱いを許す日米地位協定と、政府の卑屈な米軍優遇の対応が、米兵の事件を再発させる。県民の人権を何と思っているのだろう。

 これはオスプレイ配備にも通じる問題である。配備後1カ月が過ぎた。住宅地上空を避けるとか、ヘリモードでの飛行は基地内に限るなどの日米合意さえ無視して飛行を続けている。重いコンクリートブロックを積んで民家上空を飛ぶとか、夜10時以降も騒音規制の協定を無視して飛んでいる。傍若無人の訓練を続けている。

019                 テレビ画面から           

 にもかかわらず、野田首相は「米軍は日米合意を順守」していると、国会で答弁した。「安全宣言」をふりかざして、県民ぐるみの反対の声を聞かずに配備を強行した。その結果がこれである。

 だから凶悪事件の「再発防止」とか、オスプレイの「安全宣言」とかいくら説明しても、県民はまるで信じられない。そんな子どもだましの手法には騙されない。

 いくら「外出禁止」「再発防止」とか並べても、悪質な米兵の事件が多発する以上、米軍基地を撤去するしか、県民の安全は守れない。
 オスプレイも、結局、米軍の都合でいくらでも無視できる日米合意など何の安全対策にもならない。県民を墜落の危険やひどい騒音で苦しめ、不安、恐怖にさらす以上、オスプレイは撤去するしか、県民の命と安全は守れないことが、いよいよはっきりとした。

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