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2013年1月26日 (土)

「伊野波の石くびり」を訪ねる

 琉球古典音楽の「伊野波節(ヌファブシ)」や民謡「石くびり」で知られる本部町伊野波の石くびりを初めて訪ねた。「石くびり」とは、石ころ道の坂のことをいう。

Img_1171_2 八重岳の桜を見た帰りに立ち寄った。前にブログにも「伊野波の石くびり」のことを書いたが、実際には見たことがなかった。県道84号線を伊野波入口から北に入ると、伊野波の集落がある。その小高い丘に石くびりがあり、歌碑もある。Img_1172_6

 石畳の道を上がっていくと、道しるべがあった。右に細い石くびりらしい坂道がある。左に行けば、展望台。といっても、どちらからいっても展望台に着くことになる。ただ、この細い道は、階段状の石積みの道になっていて、これが石くびりの昔のままの姿なのだろうか?

 伊野波節に使われた琉歌の歌碑が見えてきた。詠み人知らずの琉歌である。

「♪伊野波の石こびれ 無蔵つれて登る にへやも石こびれ 遠さはあらな」
 (伊野波の石ころ道の坂は 大変難儀な坂道だけれど 愛する彼女と連れだって 語り合いながら行く時は もっと遠くあってほしいと思う)

Img_1173_2


 愛し合う伊野波の男性と伊豆味の女性が、伊野波で一夜を過ごし、翌朝、石くびりを語り合いながら登る。峠で別れなければいけない。仲睦まじく歩く石くびりがもっと遠ければ、もっと長く語り合えるのに。こんな思いが込められている恋歌である。

Img_1176_2
 展望台は立派だ。それに、伊野波の石くびりと琉歌についての、これまた立派な碑がある。それによると、伊野波は、尚質王代の1666年、伊野波間切(マギリ、いまの町村にあたる)が新設された当時、伊野波は主邑で、船の碇泊地であったという。
Img_1178

 いまの渡久地港から入江が入り込んでいたと聞く。いまみると、小さな川が流れているくらいで、船がここまで来たとは信じれない。でも、昔は、船が停泊するので栄えたそうである。上の写真は、展望台から見た伊野波の集落である。


 

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