無料ブログはココログ

« 石垣島の拝所、大浜地区の御獄 | トップページ | 映画「ひまわり」を見る »

2013年1月20日 (日)

竹富島の世持御獄

竹富島の世持御獄

   石垣島に旅をしたさい、短い時間だが竹富島に行った。島に滞在したのはわずか一時間だった。竹富は小さな島だけど、たくさんの拝所がある。でも、ほとんど素通りせざるをえなかった。見たのは世持御獄(ユームチオン)だけである。
 琉球王府時代の村番所と、村役場のあったこの跡地に、火の神と農耕の神を祀ったのが世持御獄である。


  秋には、国の重要無形民俗文化財に指定されている「種子取祭(タネドリサイ)」が10日間行われる。五穀豊穣と島民の健康繁栄を祈願する島最大の祭り。7日目と8日目は、神事、奉納芸能、世乞い(ユークイ)の行事が夜を徹して行われる。この周囲は、拝所が集中して聖域をなしているため、昔からの森が残されているという。

Photo

 祭りといえば、ミルク神(弥勒菩薩)が登場するが、その際に使われるミルク様のお面を安置する「弥勒奉安殿」もあった。
 452
  そばには、竹富島唯一の展望台、「なごみの塔」がある。意外にも、ここは平家落人伝説に彩られていた。
 1185年、壇ノ浦の海戦で敗れた平家の落武者、赤山王は遠くこの地、竹富島に漂着し、地の利を占めるここを要害としたとのことである。


454


 戦後、1953年に由緒あるこの地が部落に寄贈され、なごみの塔が建設されたとか。塔の右側に「あか山丘」の石碑が見える。 

« 石垣島の拝所、大浜地区の御獄 | トップページ | 映画「ひまわり」を見る »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

ダサインは毎年、稲の収穫前の9月〜10月頃に祝うもので、ネパール独自の暦で毎年変わるが、西暦とは月の日数に大きな違いがある。ダサインの祈りは豊作祈願で、牛糞に大麦の種を植え、お祈りを捧げる。発芽し成長するまでの十日間は水やりを行い苗の成長を見守る。ドゥルガー神に家族の身代わりの生贄を捧げ、職場では自動車に生贄の血を塗り付け安全祈願を行う。ドゥルガー神と水牛に変身した阿修羅との戦いが十日間続き、「10(ダス)」の数字に由来するのがダサインである。ドゥルガー神に命を捧げた動物は、プラサード神によって祝福され家族に振舞われ、人々は新年を迎える。「種子取祭(タネドリサイ)」のルーツをヒマラヤの地で体験し、遠く感じる他国が実は近い関係にある。「武那里の刀」に詳しく紹介しているが、このコメントを書くことで、比較して読んでいただければ、より理解が得あられるものと考え書き込みました。

生盛様、コメントありがとうございました。
 ネパールにも、竹富島の種子取祭とも似たお祭りがあるんですね。生盛さんは、ネパールをはじめアジアの民俗事情にも本当に詳しいですね。
 ダサインが種子取祭のルーツなのか、私には判断する知識がありませんが、農耕に生きる人々にとって、国は違っても豊作への願い、そのために種子とその生長を大切にする思いは、共通するものがあるのでしょうね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1384216/48854361

この記事へのトラックバック一覧です: 竹富島の世持御獄:

« 石垣島の拝所、大浜地区の御獄 | トップページ | 映画「ひまわり」を見る »

最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31