F&Yの「あの人の手紙」に感動
沖縄のフォークユニットF&Yのライブを毎月楽しんでいる。7月も糸満市の「風は南から」であった。今回は、ツレがホテルのビアガドームでのミスター☆ジョークマン(ふーみの別名)のライブで知り合ったOさんをお誘いしたら、ご夫婦でわざわざ那覇市から来てくれた。
F&Yの「ふーみ」さん(左)は、「かぐや姫」の大ファンでかれらの曲を得意としている。「yosiaki」さん(右)は、NSPが得意だ。ライブでは、二人とも幅広く、フォークからニューミュージック、洋楽までこなす。
「ふーみ」さんは、南こうせつとも個人的に付き合いがあるし、歌もうまい。「yosiaki」さんは沖縄を代表するスーパーギターリストだ。だから、二人のライブは、カバー曲が多いが、どれも原曲演奏を超えるような水準だ。
Oさん夫妻も、ちょうどフォークを聴いた世代。奥さんは、かぐや姫の大ファンだったとか。最初から、懐かしい楽曲にすっかり聴きほれて楽しんでいた。 盛り上がると、みんな踊り出す。Oさんも舞台前でツレといっしょに踊る。「ふーみ」さんが、Oさん二人がつき合っていた時の思い出の曲「遥かなる想い」も急きょ、演奏してくれた。青春時代がよみがえったようだった。
ライブのことを書くと長くなる。書きたかったのは、かぐや姫の反戦歌の名曲「あの人の手紙」だ。伊勢正三作詞、南こうせつ作曲。「ふーみ」さんも、この曲への思い入れがあるようで、レパートリーに入れて、いつも歌ってくれる。
私は、世代的には同時代としてかぐや姫の曲はあまり聞いていなかった。だからこの「あの人の手紙」も、「F&Y」ライブで、30数年遅れで知った。
「泳ぐ魚の群れに 石を投げてみた 逃げる魚達には 何の罪がなるの」と歌い出す。愛する夫が、戦地に送られる。ある日、夫が帰ってくる。抱きしめてくれた手は冷たい。実際にはもう戦死していることを、妻は知っている……。
F&Yの動画でアップしたいが、残念ながらユーチューブにはアップされていない。仕方ないので、南こうせつと夏川りみが歌ったライブの動画を紹介する。
F&Yのライブは、南こうせつに、勝るとも劣らない演奏だ。今回の「風は南から」ライブも、熱い歌声に魂をゆすぶられるようだった。
F&Yの演奏も、まだわがブログで、動画を紹介していないので、この日にアンコールで演奏した、吉田拓郎の「落陽」と井上陽水の「夢の中へ」の別のライブハウスでの動画を紹介しておきたい。二人の演奏を聴いてみてください。
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