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2013年7月31日 (水)

オスプレイ「違反なし」とは!

 「合意違反の確証は得られていない」。防衛省による沖縄県の違反指摘に対する検証結果には、「あきれた」というか、「やっぱり」というべきかー。

 「空飛ぶ棺桶」との異名さえあった米軍垂直離発着輸送機のМV22オスプレイ。2012年10月の普天間基地配備以来、日米で合意した安全確保策や運用ルールを無視した傍若無人の飛行が目に余る。

 住宅地や学校などの上空を飛ぶ。ヘリモードで基地外の市街地も飛ぶ。夜の10時以降も飛び回る。重いコンクリートを吊り下げて飛ぶなどなど。住民からも、騒音や危険な飛行への不安と怒りの声が各地から上がっている。

 県は、318件の違反の飛行を指摘して回答を求めていた。防衛省の森田治男沖縄調査官は、「米側も日米合同委員会の合意に基づいて飛行していると繰り返し述べている。政府としてそれを否定するような立場にはない」というのだから、初めからアメリカ言いなりが基本スタンスである。
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 夜間飛行3件は認めても「運用上必要でない夜間飛行があったことは確認できなかった」と言う。アメリカが「必要だった」と言えばそれでおしまい。日米合意の安全確保策というのも、すべて「なるべく避ける」「できる限り」といった条件付き。どんな違反飛行であっても、「運用上必要だった」と言い抜けできる仕掛けになっている。

 日米合意そのものが、オスプレイの配備を強行するための、目くらましか、ごまかしにすぎなかったことが、今回の検証結果でも明白になった。日米両政府がそれを白状したようなものだ。

 しかも、すでに配備された12機に加え、新たに12機を配備するため、米軍岩国基地に搬入したその日に、検証結果を出した。これも、「違反はしていない」と改めてアピールするための見えすいたやり方だ。

 米軍と防衛省が、どんなに「違反はしていない」と言い張っても、沖縄と日本の空を飛びまわるオスプレイの飛行の現実そのものが、日々違反の事実を白日のものにさらけだす。これは、隠しようもない。

 追加の12機は8月上旬には、普天間基地に搬入される見通しだ。配備数が倍加すれば、訓練飛行の回数も倍加するし、騒音もひどくなる。墜落を含めた事故の危険性はさらに高くなる。県民の不安も増大する。日米両政府への不信と憤りも高まることは間違いない。

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