箕田和男バースデイライブ
箕田和男といっても、沖縄のラジオリスナーでなければ知らないだろう。RBCアナウンサーだが、9月26日、60歳誕生日で定年退職した。今回は、還暦祝いのバースデイプラスがあった。
ライブは、おもろまちのイタリアレストラン「トップノート」で開かれ、リスナー、GSファンはじめ多数が集まった。
ミノさんといえば、「団塊花盛り」や「ホリデーインポップス」などの番組を担当している。なかでも、かつてのグループサウンズの熱烈ファンで、沖縄唯一のGSバンド「SSカンパニー」の応援団長のような存在だ。「団塊」の番組の中の「GSコーナー」で毎週、リクエストに応えて、GSナンバーを流す。それだけなら、フツーのアナウンサー。それだけでないところが、ミノさんの真骨頂だ。
ミノさんは、自らGSやポップスの楽曲を歌手顔負けに歌いこなす。CDも出し、カラオケにも入っている。おまけに、SSカンパニーのリーダー、真ちゃんと組んで、「ピエロの恋」ほかGS曲を作詞している。
この日も、最初から立て続けに、4曲ほど歌った。歌うのは、7か月振りだとか。1昨年、病気で倒れて休職したが、回復した。その後は元気で活動している。
RBCアナウンサーといえば、「団塊花盛り」を担当していた5人のうち、4人まで県外出身者だ。なかでも、すでに定年を迎えた小山康昭、柳卓と箕田和男は同世代だ。3人そろって退職となったが、その後も番組は担当して仕事を続けている。ただ、、柳卓さんは、6月に脳梗塞で倒れた。ようやく、回復できて、週1回番組をこなすようになったばかり。アナウンサーは激務だから、人一倍、健康に気をつけてほしい。
「団塊」を担当するもう一人の県外出身者、高橋勝也君はまだ若い年代。かれも、ドラムをたたくのが好きだ。この日も、2曲たたいた。なかなかの腕だ。
ギリギリまで出席してリスナーと交流したあと、放送局に帰り、夜10時からの「団塊」を担当し、さっそく「バースデイライブ」の模様を参加者の声をまじえて紹介していた。いま紹介したアナウンサーは、いずれも歌がうまい。商売柄、声がいいということもあるかもしれない。
ビートのきいたGSナンバーが続くと、糸満の「風は南から」でのライブの常連のお姉さんを中心に踊りまくる。
オリジナル曲「佐敷幼稚園」では、参加者のほぼ全員参加の踊りの列ができた。
アンコールに応えてのミノさんの「ピエロの恋」、「何も言えなくて、夏」で大盛り上がりのうちに終わった。
GS全盛期には、まともに聴く音楽とは思っていなかった。でもいまライブで聴くと、なぜか、気分が若返るような気がするから不思議だ。
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