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2013年10月21日 (月)

初めてのライブハウスМОD’S

 沖縄のライブハウスの代表格といえば、北谷にある「ライブハウスМОD’S」。初めて出かけた。Img_3692


 沖縄を代表するスーパーギターリスト、良明さんのバースデイライブがあるからだ。

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 ライブ名は「とことん良明」になっていた。日ごろ、ふーみと良明のフォークユニット「F&Y」でのライブを見に行っている。良明さんは、沖縄の名だたるミュージシャンをサポートしているが、今回は、F&Yをベースにしたライブになるらしい。

 Img_3706 良明さんの51歳の誕生日だ。なぜか、相方のふ-みさんは52歳と思いこみ、「良明さんの52歳のバースデイライブです」と高らかに宣言したが、本人は「51歳ですー。数えでいえば52だからいいけど」と訂正した。間違った理由は、「22歳の分かれ」という曲の歌詞を変えた「52歳の分かれ」という曲を歌うので、いつの間にか「52歳」と刷り込まれたようだ。

 前半は、いつものアコースティックなF&Yで、最初からリクエストに応えながら歌った。

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 糸満の「風は南から」で応援しているメンバーを中心に女性陣が最前列に陣取り、熱いエールを送り続けた。

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 後半は、キーボード、ドラム、ベースを加えたバンド編成で得意の曲を次々に歌う。F&Yでは、もう聴きあきるほど聴いている曲が、バンド編成の演奏で聴くと、迫力が半端ない。音響装置もさすが、「МОD’S」だけあって、音量もド迫力。日ごろ聴いている演奏とは、まるで別の曲を聴く感じがするほどだった。

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  なかでも良明さんが、大ファンだったフォークグループ「NSP」を3曲続けて演奏した。「夕焼け」「コンクリートの壁に挟まれて」など。30年来の念願だったとか。「もう思い残すことはない」と冗談を言うほどの熱の入れようだ。
 「えっ、これがフォークなの? ロックじゃないか」と思うパンチの聴いた演奏。NSPは当時、「マイナーロック」とも呼ばれたそうだ。ロックのようなギタープレイだからこそ、良明さんも魅力を感じたのだろう。プログラムのトリにふさわしいライブだった。

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 演奏が終わると、次々にバースデイプレゼントが渡された。お酒大好きな良明さんだけに、プレゼントは、ビール一ケースやワインなどほとんどアルコール類ばばかりだった。でもやっぱり嬉しそうだ。Img_3729

 アンコールに応えて、「春雷」「落葉」「夢の中へ」になると、ステージ前で総立ちになっての踊りで幕となった。

 良明さんのギタープレイに酔いしれるひと夜だった。

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 こんな極上のライブを身近で聴けるところに、沖縄のディープな魅力がある。

  

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